現在、身障者・高齢者におけるタブレットやPCの利用状況は、主に重度の身障者が日常のコミュニケーション代替用途として使用するか、または健常者と同様の用途(ネット、メール等)など限定的なものとなっているように思います。しかもそこにはアゴで操作する装置など、高額な機材や高度な知識を持った周囲の方のサポートが必須となっています。
こういった限定的な機器にすぎないIT環境でしたが、現在ではスマホ/タブレットの進化とともに、機能/価格ともに誰 でも容易に入手可能なものだけで、健常者にとってのテレビや本などのような、日常品の代替となりうるような環境が十分運用ができるようになりました。手足の不自由なかたでも、お一人でも本も読めれば文章も書け、カラオケまでできるようになります。
いち個人として、身障者の親族を20年以上サポートしてきた経験から、こういった機材の購入方法、使用方法、アプリの揃え方や、身障者・ご家族が病院や長期療養施設に入っているケースにおける運用方法まで、ひとまとめでご提供します。
ちょっと古いですが、昔書いていた私のブログに、具体的な機材などがのっておりますので、良かったらご覧ください。http://ido-lab.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/pc_dff0.html
医療行為ではなく、純粋に既存のPC、タブレットなどを汎用品の範囲でご使用することについてのご相談となります。
購入する機材はご本人が購入していただきます。
病院や施設などとの交渉は、ご本人様に行っていただきます。