★下記は、いま世界中で読まれている、山田博士著「社会の裏側!」44巻です(PDF版でお送りしますので、すぐにご覧になれます)。
毎日早朝5時に発行しているメルマガ読者5000人を始め、多くのかたたちに読まれております。地球という星を平和にしたい。そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせたい。そう願って、毎回執筆しております(上記のココナラのタイトルは、文字制限のため、途中で切れています)。
★(書名)「社会の裏側!」44(PDF版)
ファッション企業の「ファーフリー」(毛皮は扱わない)の動きが広まったが、中国ではアンゴラウサギたちが今日も生きたまま……
★★★
ほら、あなたがいま首に巻いている、その温かそうなマフラーもひ
ょっとして……。
「PETA」という組織が、この滑(なめ)らかな長い毛を引き抜
くというアンゴラの生産方法に対する抗議活動を、いよいよ開始し
ました……。
このアンゴラとは、動物繊維の一種のことなんですが、普通はアン
ゴラヤギの毛や、アンゴラウサギの毛、あるいは、それらを織(お)
った布のことを言います。
あなたは、自分では毛皮など使っていない……とおっしゃるかも
しれない。
でも、このアンゴラは、ナイロンやウールなどとも混ぜられて、マ
フラーやセーター、手袋、靴下……などの防寒衣服に使われている
んですね。
いま、マフラー、していませんか。
靴下、履(は)いていませんか。
★★★
そのアンゴラはほとんどがこの中国で生産されています。
だけど、この国には、「動物福祉に基づいた罰則も規則」も無いん
ですね。
だから、やり放題。
そうした「アンゴラウサギ」から毛を取る際に、ウサギの前足と後
ろ足を、ヒモできつく縛(しば)り、もう限界まで体を引っ張っる
わけですね。
そして作業台に貼りつけて、いかにも乱暴にウサギの毛を手作業で
むしり取る。
ウサギは声帯を持っていません。
だから普通は鳴いたりしないものなんですね。
★★★
この凄(すさ)まじい動画が、世界中を一瞬に駆けめぐり、大きな
反響を与えた……というわけです。
その結果、ファッション企業たちは、少しずつ動き始めました。
「ファーフリー」(毛皮を扱わない)を宣言したファッションブラ
ンドの名前を、ここで、少しご紹介しておきましょうか。