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かつての妻とベッドにいた男性の顔を忘れる月日【言の葉Cafe深夜営業】

「オムレツを作りたいのなら、先ずは卵を割ることだ」と、誰かの本で読んだことがあります。 その応用で歩くためには立たなくてはいけません。 珈琲を淹れるには、どうしたらいいのでしょう? 豆を手に入れる、器具を揃える。なければ代用できるものを探す。 それから、あぁ「お湯を沸かす」なのでしょう。 ようこそ、いらっしゃいました。 ここは【言の葉Café】 もちろんあだ名です。 ただ、そう呼んでくれる人がいてくれることが大切すぎて、 他の事はどうでもいいのでその名のままにしておきます。 此処は「世界一美味しい珈琲を出す店」ではありません。 ただ、いまの「あなた」が求めている珈琲をお出しできたら、嬉しく思います。 珈琲を欲するようになったのはいつなのか、正直僕は覚えていません。 始めて飲んだ時は苦いと感じましたし、それは至って普通の感想だと思います。 この琥珀の液体に「旨味」などを感じるようになったのは、随分と経験を積んだからだと思います。少なくとも、最初の結婚は破綻していました。あの頃、妻子とは別居していました。 特に仲がこじれていた訳ではありません。 仕事の都合、です。 微妙なニュアンスは、僕がすこしだけ妻といることに疲れを感じていたと思います。 あの夜も、すこし時間を潰して妻の家に行きました。 当時、僕はバーでマネージャーをしていました。そこの給料日の営業時間(つまり深夜です)が終わった後に妻の家に生活費を持ってくのが習慣でした。 夜明けよりずっと早く、深夜と呼ぶには遅い時間。 何故、そんな時間だったのでしょうね。 いまでは分かりません。 でも、そうすることが夫婦間の協定のように思って
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春の風

彼女が私の前から消えて、どれだけ経つんだろう。居なくなった最初の何年かは、確かに数えていたはずなのに、何時から止めたんだろう。 どれだけ数えたとしても、彼女はもう戻ってこない。 ある時そう気づいて止めたんだ。 高校生だった私に優しい大人は教えてくれた。 「たまに思い出してあげてね、それが弔う事になるからね」 私の人生の中で、一番人を信頼し、笑い、写真を撮ったあの時代。 クラスも、部活も、習い事も全部一緒だった。 それだから彼女は必ず私の視界に居た。 朝、何時ものように学校へ行った。只ならぬ雰囲気の担任が、途切れ途切れに彼女が亡くなった事を伝えた。驚いて泣き崩れるとか、ショックで取り乱すなんて事はしない。 だって昨日まで普通に一緒に居たから。 特別にすぐに帰宅となり、ずっと下を向いて帰った。 細かな粒が並ぶ、黒いアスファルトだけを見つめながら歩く。 寂しかった。 悲しいより寂しい。 どういう事なんだろう。 彼女がこの世に居ないと言う事がわからない。 たまに視界に入ってくる、アスファルトを踏む自分の靴をぼんやり眺める。 私に何も言わずに亡くなった。 何故?なにも話してくれなかったの? 実は私はおかしいと感じていて・・・彼女の事が気になって・・・そんなふうに書ければどんなに良いだろう。 どれほど楽だろう。 もちろん私が。 彼女の分まで生きるなんて言えない。 決して忘れないとは約束できない。 きっと私は彼女を知らなさすぎた。 何時になったら、泣きながら夜を過ごせるのか。 どれだけの夜を過ごせば、自分を責めて朝を迎えることが出来るのか。 今年も、あの日と同じ春の風が吹く。
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高次元様からの今日のお言葉【150】

✨ 変わりゆく景色の中。。神社仏閣はあの日の記憶のままそこにある。。。 ✨げんきだして生きましょう。    闇子と令子より闇子の闇は、闇の闇。。。闇子の闇は、病みの病み。。。闇子は、人の心の闇と病みを視ることができます。✨ 特待様限定オプション 守護神 ✨この地球にあなたが初めて遣わされた時、あなたは何ものだったのか。。。
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