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中小企業経営のための情報発信ブログ259:キャリア上の挫折の対処法

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。これまでにキャリア上の挫折を味わった人は多いと思います。特に、コロナ以降の先行きが見通せず激動の時代において、キャリアをめぐる苛立ちを生む条件が整ってきています。しかし、キャリアをめぐる失望感は悪いことばかりではありません。 ところで、キャリアとは何でしょうか? 厚生労働省によれば、キャリアとは ・一般に経歴、経験、発展さらには、関連した職務の連鎖等と表現され、時間的持続性ないし継続性を持った概念 ・「キャリア」は職務経験を通して、「職務能力」を蓄積していく過程であるともいえる と定義づけしています。つまり、キャリアというのは、「就職した」「出世した」などの結果ではなく、働くことにおける「継続的なプロセス(過程)」と個人の生き方そのものを指している概念です。従って、結果だけを見て失望する必要はなく、重要なのはそのプロセスなのです。プロセスさえきちんとしていれば、キャリア上の挫折から立ち直ることは容易です。 思い通りに行かないように感じてしまうことに対処する方法を3つ示します。 1.事前に軽減策を打つ  キャリア上の課題に対し失望を感じるのは防ぎようがありません。特に不透明で激動の時代においては誰しも思い通りにいくことなどありません。失望を感じたり壁にぶつかるのは当然のことです。以前「絶対悲観主義」でも書きましたが、仕事だけでなく人生は「思い通りに行かないことが当たり前」です。「うまくいったら儲けもの」くらいの気持ちで心に構えていくことで気分的にもラクになります。  そうはいっても失望を感じたときに、そのように構えるのは難しいもので
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中小企業経営のための情報発信ブログ242:ポジティブシンキング

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。先日、楠木建氏の「絶対悲観主義」を紹介しました。「世の中そんなにうまくいくはずがない」「思い通りに行くはずがない」と事前に構えておくのが絶対悲観主義です。ネガティブなように思えますが、楠木氏は極めてポジティブです。「うまくいかないだろうな」と思いながら「ちょっとやってみるか」とチャレンジするのです。気負いもなく却って物事はうまく進みます。「うまくいかない」と思っているのに「うまくいった」ときにはことのほか嬉しくなるものです。絶対悲観主義も極めて前向きな姿勢・考え方で、ポジティブシンキングといって良いと思います。 ポジティブシンキングは、逆境を克服するのに役立つだけでなく、対処能力を高め、喜びの感情を増大させ、免疫システムを強化し、成功へと導いてくれます。 ポジティブシンキングは、人が生まれつき持っている資質ではなく、時間をかけて学ぶことができ、鍛えることができるものです。ポジティブシンキングを仕事に取り入れるためには、継続的な練習が必要です。1.感謝の気持ちをもつ  感謝されていると、社員はベストを尽くそうとします。職場で感謝の気持ちを伝えると、ドミノ効果で、感謝された人は別の人に感謝を伝えるようになります。  上司は部下から相談を持ちかけられたり、意見や提案があったときには、部下の考えに賛同できなくても、意見を述べてくれたことに関して感謝を示すのです。  「ポジティブフィードバック」について書いたときにも書きましたが、ポジティブフィードバックは「成長のための相手への良質なコミュニケーション」で、相手の行動や存在、結果を承認したこ
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中小企業経営のための情報発信ブログ234:絶対悲観主義

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。さて、今日は、楠木建著「絶対悲観主義」(講談社+α新書)を紹介します。楠木氏については、これまでもブログで何度も紹介していますので改めて紹介の必要はないと思いますが、一橋大学ビジネススクールの教授です。楠木氏の本は、学者の本としては本当に面白く、この本も非常に面白い内容になっています。 「皆さん、頑張りすぎていませんか?そんなに心配することはありません。なぜなら、そもそも仕事で自分の思い通りになることは、ほとんどないから」冒頭から、楠木節の炸裂です。「元も子もない」話ですが、これが真実です。「うまくいくはずがない」という真実を直視すれば、我々を縛り付けている呪縛から自由になれるのです。絶対悲観主義で仕事に取り組めば、もっと気楽に、淡々と仕事に取り組めるのです。 1.絶対悲観主義  「絶対悲観主義」というのは、楠木氏がたどり着いた仕事に対する心構えです。  楠木氏によれば、自分以外の誰かのためにするのが仕事で、自分のためにするのは趣味です。趣味というのは、自分の世界で自分を喜ばせさえすればいいのですが、仕事ではそうはいきません。仕事というのは、自分以外の誰かに価値を提供し喜んでいただくもので、あらゆる仕事にはお客様がいます。ここでいうお客様は、お金を払ってくれる顧客だけでなく、組織の中で自分の価値を必要としてくれる人すべてを意味します。上司や部下、同僚もここではお客様です。  相手がある話なので自分の思い通りにはいきません。それが仕事なのです。思い通りにいくかいかないかはやってみないとわかりません。  ですから事後的な結果は、コント
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