若気の至りのつけを払わなければならないときがある(続き)
昨日の記事について少々考え直した結果、180度違う結論にたどり着きました。 昨日は相談者の奥さんに対してかなり厳しいことを書きましたが、思い返してみると、離婚して子供を取り上げるのは、やはり余りにも過酷な仕打ちです。 昔、鰐鮫と呼ばれた私も歳と共にすっかり柔になり、最近では幼い子供がよちよち歩いているのを見て、涙ぐみそうになるほどで(噓です)、女性に対しても見方が優しくなったのかな。 それはいいとして、昨日の話は夫であり、父である男性側の視点でした。 彼は離婚して、子供を引き取り、イジメに会わないように安全なところに転居すると述べていました。 しかし、この言い分は余りにも一方的でしょう。 大体、彼はどのような理由で離婚を要求するのでしょう。 奥さんが昔、若気の至りで犯罪に関係したことは事実であっても、すでに書いたとおり、彼女は裁判どころか、逮捕さえされていません。 そんなことを理由に離婚を要求することはできないでしょう。 もちろん、彼は心が冷めてしまっていますから、離婚は避けられないにしても、子供の親権を争えばどうなるでしょう。 彼女は明るく、子供と良く遊び、一緒に歌ったり、踊ったりするような良い母親です。 これに対して、彼のほうは、子供を引き取るといっていても、本当にちゃんとした育児ができるかは大いに疑問です。 子供が苛められないようにとの考えは素晴らしいと思いますが、育児はそれだけではありません。 やはり子供は母親と一緒にいるべきです。 親権は恐らく彼女に与えられるでしょう。 だとすれば、彼女は裁判をすべきです。 そうすれば、子供を取り返すことができる。 子供を引き取り、事
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