勘違いされてる名言
今日、知人と話してて気づいたのですが、意外と真意が誤って伝わっている名言って多いんだなと。これを読んでるあなたはどうですか。例えば、エジソンの「天才とは、1%の閃きと99%の努力である」多くの方は、努力の大事なことを説いた名言だと思っているはずです。天才のエジソンでさえ、努力を惜しまなかっただよ、と。でも、この解釈はエジソン自身が明確に否定してます。真意は「1%の閃きがなければ、99%の努力は無駄になる」でした。ただし、閃きと努力が車の両輪であることは変わりませんね。「目には目を 歯には歯を」ハムラビ法典の一説として有名なものです。ハムラビ法典びある復讐法として認識されてますね。これややられたらやりかえすという意図ではなく、「被害を受けた側は、被害以上の過剰な報復をしてはならない」という意味です。ハムラビ法典の制定された時代は、紀元前1700年以前。法律など制定されず、慣習こそ法律の時代です。権力者や強者が、「これくらいのことは昔から常識だ」と言えば、まかり通る時代でした。ハムラビ法典は282条からなるおそらく世界初といえる制文法です。その後書きに、「強者が弱者を虐げないように、正義が孤児と寡婦とに授けられるように」という王の願いも記されています。苛烈な王様というイメージがあるハムラビ王ですが、賢く優しい王様であることが伝わってきますね。歴史背景を知れば、言葉の真意も理解できるという話でした。これ、時々書きますね。ネタに困ったらこれ書く気だなと思った方、正解です。
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