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中小企業経営のための情報発信ブログ368:上司と部下のすれ違いが起きたときこそ対話のチャンス

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。またしても、対話の話ですが、対話や雑談の重要性は何度語っても語り尽くせません。職場に活気がない、新しいアイデアが生まれない、職場がギスギスしている、忙しいのに数字が上がらない、病欠・離職者が多いなど、組織が硬直化し閉塞感が漂っている状況は「組織の慢性疾患」と呼ばれ、その対処法として「対話」が重要性です。 ここでの「対話」の方法は、4人1組で行う「2on2」という対話方式です。表面的な問題の裏にある真の問題を明らかにし、改善を図る画期的な方法だと言われています。1on1は、上司が部下の成長を対話を通じて支援するものですが、2on2は、今ある困ったことや日々モヤモヤしながら問題だと感じていることに、他者の視点を加えることで解決するものです。 2on2で重要なことは、「人はそれぞれの『ナラティブ(捉え方の枠組み、物語)』がある」ということです。見ている景色が違えば考え方が違うのは当然ですし、人それぞれ様々な歴史があるわけで、そういう前提を意識するだけで、人との関係をよりよくしていくことができます。 また、自分も問題の一部であると認識することも大切です。何か問題があれば誰かのせいにしたくなりますが、自分もその問題の真っただ中にいてその一部になっているのだと認識すれば、問題の対処法も自ら違ってくるはずです。 問題や課題がある場合、どうしても物事を単純化して対処の方法や解決策を考えようとしてしまいます。物事を単純化すれば、その場は対処できるように思えますが、実際には何らの解決になっていないことが多いのです。問題の単純化を避け、物事を具体的に考
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中小企業経営のための情報発信ブログ143:1on 1と2on2の違い

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「1on1」と「2on2」の違いについて書きます。1.「1on1」とは 「1on1」とは、上司と部下とが定期的に1対1で話し合うことを言います。アメリカのシリコンバレーで1on1ミーティングは根付き、人材育成の手法として全世界に広まりました。日本でもヤフーが取り入れたことで注目を集め、今では多くの企業が導入しています。  「1on1」の特徴は、上司が部下の成長に時間を使うということです。プロジェクトの進捗状況や成果を確認するためのものではありません。重要なのは、上司が部下に現状の問題について考えさせることです。上司が正解を教えることではありません。部下に話をさせ、上司は自分の考えや答えを言わないことです。必要があれば、解決への道筋を提示し、部下自身が考えて行動できるようにするのです。あくまでも人材育成のためのミーティングです。  1on1ミーティングには、  ・気楽な話し合いの場として上司と部下とのコミュニケーションの改善  ・じっくり話し合うことで上司と部下との関係の改善  ・エンゲージメントの向上  ・持続的な人材育成  ・高頻度の進捗確認  ・短期間の評価  ・離職率の低下 というメリットが考えられますが、定期的なミーティングでは何のためのミーティングか目的が分からくなり、時間だけが取られるといったデメリットも指摘されています。  しかし、最近では、1on1では「問題のとらえ方、組織の見える風景を1対1で変えることはなかなか難しい」「単に問題と向き合うのではなく、複数の他者を交え、問題について少し距離をとって眺めてみる
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