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中小企業経営のための情報発信ブログ368:上司と部下のすれ違いが起きたときこそ対話のチャンス

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。またしても、対話の話ですが、対話や雑談の重要性は何度語っても語り尽くせません。職場に活気がない、新しいアイデアが生まれない、職場がギスギスしている、忙しいのに数字が上がらない、病欠・離職者が多いなど、組織が硬直化し閉塞感が漂っている状況は「組織の慢性疾患」と呼ばれ、その対処法として「対話」が重要性です。 ここでの「対話」の方法は、4人1組で行う「2on2」という対話方式です。表面的な問題の裏にある真の問題を明らかにし、改善を図る画期的な方法だと言われています。1on1は、上司が部下の成長を対話を通じて支援するものですが、2on2は、今ある困ったことや日々モヤモヤしながら問題だと感じていることに、他者の視点を加えることで解決するものです。 2on2で重要なことは、「人はそれぞれの『ナラティブ(捉え方の枠組み、物語)』がある」ということです。見ている景色が違えば考え方が違うのは当然ですし、人それぞれ様々な歴史があるわけで、そういう前提を意識するだけで、人との関係をよりよくしていくことができます。 また、自分も問題の一部であると認識することも大切です。何か問題があれば誰かのせいにしたくなりますが、自分もその問題の真っただ中にいてその一部になっているのだと認識すれば、問題の対処法も自ら違ってくるはずです。 問題や課題がある場合、どうしても物事を単純化して対処の方法や解決策を考えようとしてしまいます。物事を単純化すれば、その場は対処できるように思えますが、実際には何らの解決になっていないことが多いのです。問題の単純化を避け、物事を具体的に考
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中小企業経営のための情報発信ブログ163:Z世代の対処法

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。Z世代というのは、一般に1990年中盤~2000年半ばくらいまでの人々で、子供の頃から社会問題に触れて考える機会が多く、社会をよりよく変えたいという大志を抱く者も多いといわれています。このZ世代の若者が社会人として企業で働く時代になり、Z世代を部下としてマネジメントする上司・管理職の悩みはつきません。1.「意味のないことはやりたくない若者」に悩む管理職  Z世代のキーワードは、デジタルネイティブであること、学生起業家やYouTuberなどの多様な生き方を肯定していることです。そして、社会課題への意識が高いことです。これらは、東日本大震災を筆頭に相次ぐ自然災害を目のあたりにし、正規・非正規雇用問題やジェンダー問題など社会のさまざまな問題を日常的に見聞きしているのです。これはインターネットが普及しネットに慣れ親しんできているから、さまざまな情報が入っていくのです。  Z世代の人たちは、意識が高く、「人の役に立ちたい」と目的意識を持って仕事に向き合おうとします。これは、裏を返せば、「意味のない仕事はしたくない」という意識に繋がります。  多くの上司・管理職が頭を悩ませるのは、仕事を任せようとすると、彼らが「これって何の意味があるんですか?」と問いかけてくることです。上司や管理職の上の世代にとっては、与えられた仕事は黙々とするというのが常識でした。上司に対し「何の意味があるんです」なんて問い返すことは非常識そのものでした。  しかし、時代は変わっています。これを受け入れるしかありません。言われたことを黙々とこなし、地道に経験を積んで実績を
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中小企業経営のための情報発信ブログ143:1on 1と2on2の違い

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。今日は「1on1」と「2on2」の違いについて書きます。1.「1on1」とは 「1on1」とは、上司と部下とが定期的に1対1で話し合うことを言います。アメリカのシリコンバレーで1on1ミーティングは根付き、人材育成の手法として全世界に広まりました。日本でもヤフーが取り入れたことで注目を集め、今では多くの企業が導入しています。  「1on1」の特徴は、上司が部下の成長に時間を使うということです。プロジェクトの進捗状況や成果を確認するためのものではありません。重要なのは、上司が部下に現状の問題について考えさせることです。上司が正解を教えることではありません。部下に話をさせ、上司は自分の考えや答えを言わないことです。必要があれば、解決への道筋を提示し、部下自身が考えて行動できるようにするのです。あくまでも人材育成のためのミーティングです。  1on1ミーティングには、  ・気楽な話し合いの場として上司と部下とのコミュニケーションの改善  ・じっくり話し合うことで上司と部下との関係の改善  ・エンゲージメントの向上  ・持続的な人材育成  ・高頻度の進捗確認  ・短期間の評価  ・離職率の低下 というメリットが考えられますが、定期的なミーティングでは何のためのミーティングか目的が分からくなり、時間だけが取られるといったデメリットも指摘されています。  しかし、最近では、1on1では「問題のとらえ方、組織の見える風景を1対1で変えることはなかなか難しい」「単に問題と向き合うのではなく、複数の他者を交え、問題について少し距離をとって眺めてみる
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