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フィンランド人に学ぶ~子どもの主体性を引き出すための大人の関わり方3選

フィンランドで、シッターとしてや園で過ごしたり、自身の保育者としての経験から、子どもの主体性を引き出すための大人の在り方をまとめました。1.よっぽどの危険がない限り、子どものしていることを止めない。2.子どもを人と比べない3.安易に答えを言わない。4.まとめ1.よっぽどの危険がない限り、子どものしていることを止めない。といっても、「よっぽどの危険」の基準、難しいですよね。勝手な感覚ですが、フィンランドの人たちは、日本人より、「よっぽどの危険」と判断することが少ないとは感じました。例えば、近所の子どもが塀の上や屋根の上を歩いたり走ったりしていて、思わず私が「あ、危ない!」と駆け寄ろうとすると、「彼は大丈夫よ~。自分でできることとできないことがわかっているもの。」と返ってきたことがありました。また、ボランティアティーチャーをしていた園で公園へ遊びに行ったとき、大型遊具の滑り台から滑らず、横の柵を伝って降りていた年上の子どもを見て、真似をし始めたもう少し年の小さい子どもに、先生は少し不安そうな顔をしながらも、子どもが「助けて」というまでは手助けすることも止めさせることもせず、しかし本当に危険な時はすぐ助けられるように、そばで見守っていました。一概に「屋根や滑り台からから飛び降りろ」っと言いたいのではなく!状況によってではなく、その子どもの能力を見極めたうえで、時には危険に思える場面でも、子どもの判断を「信じ」、「見守って」おられる姿に、子どもの主体性を大事にするってこういうことなんだ、と感じたのでした。2.子どもを人と比べない。人と比べて評価すると、子どもも人と比べてでしか自分を評価
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フィンランドの「子どもの主体性を大事にした保育・教育を学びたい!

「フィンランド」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?日本ではあまり馴染みのない国なのではないかな・・・と思いますが、「北欧の寒い国」「オーロラ」を浮かべる人や、「ムーミン」や「マリメッコ」、「イッタラ」などの柄が好きな人がいるかもしれませんね!私が、「フィンランドから帰国しました。」というといつも聞かれるのが、 「なぜフィンランドなんですか?」ということ。 さっきあげたようなものも、大好きなのですが、実はほとんど渡欧してから知ったものが多いです(^^;私がフィンランドに行きたかった理由を一言でいうと、 「北欧の保育、教育をこの目で見たかったから!!」 実は北欧の教育、福祉ははとてもレベルが高いことが世界的に有名で、日本でも知られています。世界幸福度ランキングでは、2018-2021の4年連続で1位に輝き、国際学力比較調査「PISA」でも、フィンランドは常に上位にランクインしていることも有名です。 私は、そんな教育、福祉先進国の北欧で、特に「子どもの主体性を大事にした保育を学びたい」という思いをもって渡欧しました。 「子どもの主体性」とは・・・ 保育者が指示を出して、子どもが何かするのではなく、子どもが自分から"やってみたい!" と自発的に行動すること。 「自らやってみたい」と思えるからには、「楽しい」「不思議」「面白い」など、子どもにとって魅力的な要素があり、魅力的なことだから、「もっと」繰り返しやってみようとする意欲に繋がります。 たとえうまくいかないことがあったとしても、繰り返し、自分で見て、試して、考えたその過程の中には、たくさんの気づきや発見があります。 自分で試し
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