フィンランドの「子どもの主体性を大事にした保育・教育を学びたい!

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学び
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「フィンランド」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?
日本ではあまり馴染みのない国なのではないかな・・・と思いますが、
「北欧の寒い国」「オーロラ」を浮かべる人や、「ムーミン」や「マリメッコ」、「イッタラ」などの柄が好きな人がいるかもしれませんね!

私が、「フィンランドから帰国しました。」というといつも聞かれるのが、
「なぜフィンランドなんですか?」ということ。

さっきあげたようなものも、大好きなのですが、
実はほとんど渡欧してから知ったものが多いです(^^;

私がフィンランドに行きたかった理由を一言でいうと、
「北欧の保育、教育をこの目で見たかったから!!」

実は北欧の教育、福祉ははとてもレベルが高いことが世界的に有名で、日本でも知られています。世界幸福度ランキングでは、2018-2021の4年連続で1位に輝き、国際学力比較調査「PISA」でも、フィンランドは常に上位にランクインしていることも有名です。
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私は、そんな教育、福祉先進国の北欧で、特に「子どもの主体性を大事にした保育を学びたい」という思いをもって渡欧しました。

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「子どもの主体性」とは・・・
保育者が指示を出して、子どもが何かするのではなく、子どもが自分から"やってみたい!" と自発的に行動すること。

「自らやってみたい」と思えるからには、「楽しい」「不思議」「面白い」など、子どもにとって魅力的な要素があり、魅力的なことだから、「もっと」繰り返しやってみようとする意欲に繋がります。
たとえうまくいかないことがあったとしても、繰り返し、自分で見て、試して、考えたその過程の中には、たくさんの気づきや発見があります。
自分で試して気づいたことは、記憶にも残りやすく、そこに学びがあります。(教えられ、覚えることが学びではない。)


少し例を挙げると・・・
例えば、絵本を読みます。

ある絵本が人気になります。

何度も読んでとせがんだり、自分で読む子どもが出てきます。(小学校でいう国語のような活動)

絵本のイメージを絵に書いてみたり、絵本に出てくるお家を作ってみよう、と製作し始めたりします。(図工のような活動)

製作をする中で、イメージが合わずに友だちとぶつかり、思いを伝えようとしたり相手の話を聞こうとしたり、仲介に入る子どもが出てきたりします。(道徳や人間関係)

「椅子が2つと机が1ついるよ」、「4人入ったらいっぱいだね」など、数を数えたり、必要な数を考えたりします。(算数)


こんな風に、「子どもの主体性を大事にした保育」では、1つの あそびの中に、たくさんの育つ力を読み取ることができます。
小学校でいう、総合教科のようなものです。

このような保育の在り方が教育機関である「小学校・中学校(フィンランドは小中一貫教育なので)」まで継続して繋がっているのが、フィンランドの保育、教育の考え方です。


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そして、子どもたちが主体的に遊びだせるわくわくする魅力的な環境を作ること、子どもに手を出しすぎず、子どもを「信じて」、「見守り」、「必要なサポートをする」ことは、保育者・教師の大事な役割です。

日本でも「子どもの主体性を大事にする」という考え方はメジャーになりつつあり、園や学校、先生たちによって色々な実践がなされています。
私も、日々それを心がけ、実践してきたつもりです。
でも、その「考え方」は似ていても、その保育・教育を実践する「方法」や「保育者・教師の在り方」、「環境」はフィンランドと日本とで大きく違っていました。
また、フィンランドは、その考え方が、園や学校に限らず、家族との関わりから、近所の人たちから、地域から、制度から・・・色々なところから感じられる国でした。

自分が今いる「環境」を変えることは難しくても、「自分の在り方」や、「子どもや人と接する方法」(言葉がけや、保育・授業の組み方)は、日本の保育・教育の中に、育児の中、そして生きていく上でも、何かヒントになって、取り入れられることがあるのではないかと思っています。


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