支持と抵抗のラインを見極めましょうd(^^=)
(ベルク)
こんにちは。今日の講義は「支持線と抵抗線」についてです。基本的なことですが、相場を分析する上では重要なことですから、しっかり覚えてくださいね。
(アッピー) 「はい、わかりました。今日も宜しくお願いします。」
(ベルク)
支持線や抵抗線は、攻防の分岐点と考えてください。まず図(1)を見てください。これは過去のドル円のチャートです。四ヶ月ほど105円から110円のレンジで動いていた相場で、なかなか110円以上には上がることができなかった相場です。つまり、110円が上値抵抗線だったということですね。図1(アッピー)
「なるほど。でもなぜ上がっても110円くらいで止まってしまうんでしょうか?」
(ベルク)そうですね。では、この期間に取引していた人たちの気持ちを考えてみましょう。例えば105円あたりでドルを買った人がいたとしますよね。しばらくすると110円くらいまでドルが上がりました。すると「もっと上がるだろう」と期待してドルを買ったままにしておく人も多かったと思います。でも、その後期待に反してドルが下がってしまったら「せっかく110円まで上がってたのに・・・。また110円くらいまで上がったら今度こそドルを売ってしまおう」と考える人も多かったでしょうね。
または、「110円でドルを買ったけどその後ドルが下がり、評価損を抱えてしまった」という人がいるとします。しばらくしてドルが110円近辺にもどり、評価損を取り戻したときには「やれやれ」と思い、ドルを売ってしまう人も多かったのではないでしょうか。このような要因も関係し抵抗線が作られるんです。
(アッピー) 「人間心理が働くんで
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