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今日の絵:飛び立つベニハクチョウコウモリ

空想上の奇怪な動植物、第二弾です。(第一弾はさんぼんみみウサギ)植物学の世界三代奇書などをよく読むのでそれに影響されているのでしょう。鳥と恐竜の祖先は同じだと、鳥類学者や恐竜学者はいいますのでドラゴンなどが描かれるのもわかります。翼と爬虫類の親和性が高いのだと思います。今回は鳥とコウモリですが絶妙に可愛くないのがいいなあと思います笑
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今日の絵:干しモミの木

今年、ユーリのお父さんは、はじめて干しモミ市場にユーリを連れてきてくれました。だだっ広い市場にはたくさんの人がひしめいていて、大テントの骨組みからは、たくさんのモミの木が吊り下げられています。ふたりは、逆さの森の中を、縫うように歩き回りました。「いいモミってわかる?」「わかるさ」お父さんは、優しくほほえみました。そして、いくつかの干しモミを指差します。「あれはダメだ。あれも。葉が寝ているだろう。重力反転に耐えられない」「じゃあ、あっちは?」「悪くない。幹がいい色だろう。あれは多分、ちょうど7年目だ」ユーリはうなずきました。7年前、ユーリはまだ小さかったので、七年末のことも、重力反転のことも覚えていません。でも、ずっと淡い記憶の中で、いつもと逆さの室内に、大きな干しモミが鎮座しているようなそんな風景が、あるような気がします。「実際は、干しモミを選ぶのは、そう難しいことじゃない。ぴったりのものは、見たらわかる。どれがいいか、ユーリも考えてみるといい」お父さんは言いました。「じゃあ、あれ」ユーリはすぐにひとつの干しモミを指差します。「そんなに雑に選ぶものじゃない。もっと心の奥から、思うんだ」お父さんは苦笑しました。「うーん、でも、あれがいい。飾りがあるから」ユーリがそういうと、お父さんは、少し驚いたように「飾りがあるからか、そうか」と呟きました。「じゃあ、今年はあれだ」逆さの森を、二人は歩き出しました。
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今日の絵:さんぼんみみウサギの登山

先日戯れに描いた三本耳のうさぎが、なんだか気に入ったので、再び描いてみました。自然界の生き物は多くが左右対称に作られていて、3方向というのは、あまり見られないですよね。学生時代に、三脚人というオリジナルの宇宙人を作って、彼らの見る世界観を作ってみたことがありました。なかなか大変だったのですが、どうしてかって、3方向に進化の向かう状況が想定できないからでした。まだまだ勉強不足だなあと、その時は悔しい思いをしたものです。今だって、何かを理解したわけではないです。ただ、まずは動かしてみてから、考えてもいいかなあと思っています。三本耳のウサギ、また登場するかもしれません。
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