アートセラピーって、すごいんです
心理カウンセラーのアヴニールです。
アートセラピーは、心理カウンセリングをするうえで
とても重要なツールだと考えています。
はじめてカウンセラーに会って
いきなり心の奥深くにある問題を
蕩々(とうとう)と話し出す人というのは少数派です。
そこで私の心理カウンセリングでは、
最初に「木」を描いてもらいながら雑談をします。
雑談ってリラックスする効果もありますよね。
「木」は自分の投影です。
すごく体が大きくて怖そうな見かけの人が
ものすごく優しい、細やかな神経を持つ「木」を描いてくれたり。
うつむいて今にも泣き出しそうな人が
用紙から溢れんばかりの立派な「木」を描いてくれたり。
見た目の先入観を払拭し、心の形を見せてくれます。
(木の絵を描くことをバウムテストといいます。)「風景構成法」はその人の問題、環境、思考の方向性など
様々なことを教えてくれます。
簡単な10個のモチーフ(山とか川とか。。。)を使って
風景画を描きます。
あるクライアントさんは、
ものすごく我慢して、我慢して、我慢して
もう前に進むことができません。
という風景をお描きになりました。
見ている私は胸が締め付けられる思いで
「こちらが泣きそうです」って心の中で叫んでしまう
そんな絵でした。
絵を描き終わった後、
「どうしてそんなに我慢しちゃったの?」
「よく頑張りましたね。大変だったね。」と言ったところクライアントさんは、大号泣。。。
10分以上泣き続けた後、今度は一気に話しを始めました。回り道をせず、一気に問題の本質を捉えることが
出来るのがアートセラピーです。
お子さんは、自分の気持ちや出来事を
言語化す
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