家族の苦情と施設のギリギリな状況(すべての施設にあてはまりません)
全身に影響を与える栄養状態の引き上げ当施設のクレーマーとして有名なご家族様がいらっしゃいます。県に電話をするなどして、施設への不信感を訴えているかなり癖の強いご家族様なのですが、
私の中では施設のやり方を正してくれる唯一の素晴らしいご家族様です。
実際、この方のクレームから改善されたことは幾つかあります。
しかし、施設の窓口である相談員はうんざりして話もしたくないようで、挨拶も早々に隙を与えないくらいの早口でこちらの用件を述べた後すぐに立ち去り、クレームの聞き役は私や看護職員、機能訓練指導員に任せて知らんぷりしています。
その態度がまたご家族様を怒らせるわけですが、ご家族様もテキトーな相談員の対応に半分諦めているから私たち他職種にクレームを言ってくるようになったのかなと思っています。
私は「栄養士さんなら信用できる」とそのご家族様に気に入られていて、他愛のないおしゃべりからご入居されているお母様のこと、施設のクレームを相談員やケアマネージャーの代わりに聞いています。
「わたし、嫌われてますよね、確実に避けられてますよね。ホントにひっどいよな」
との問いに、弁が立つ相談員のようにしゃべりが上手でない私は、そんなことありませんよとの白々しいセリフと絵に描いたような苦笑いで返しています。
私は一応施設の職員なので、
それは違いますよと見たまま感じたままをお伝えしたり、なんとなくオブラートに包んで返したり、すみませんと謝りますが、
自分がご家族様のお話にうっかり流されて、誘導されてしまいそうになるのは、ご家族様と同様に
「これでいいのか?」「野放しでいいのか?」「責任者が統括すべきなの
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