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『小手先の対応』から『深堀りの対応』へ

問題が発生したとき、嫌なことは早く片付けようという思いから、表面に見えている事象だけに着目し、小手先で対処しようとするメンバーがいます。でも、結局、根っこの部分がそのまま残っているため、雑草と同じで、後々、同様の問題が再発します。これでは、“モグラたたき”や“イタチごっこ”をしているのと同じで、問題は一向に収まりません。また、『小手先の対応』を続けていると、Aという問題で対応したこととBという問題で対応したことの間で相互矛盾を起こすこともよくあります。そうなると、対処するのが更に厄介になります。やはり、それがどんなに深くても、先が見えなくても、問題が発生したその時に、関連する問題を全て洗い出して、もっと言えば、全て掘り起こして、徹底的に解決するのが王道であり結局は一番の早道ではないでしょうか。こうした徹底的な課題解決活動を何度か経験すると、メンバーの解決能力が向上しますし、物事の本質を見抜く目も養われてきます。やる前は大変な活動と思われがちですが、やってみるとそれ以上の価値があるとメンバーも理解してくれると思います。最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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ルール・マニュアルは作成直後から古くなっていくもの

「なぜこうしたの?」と聞くと、”ルールがそうなっているから”、”マニュアルにそう書かれているから”、”昨年までそうしてきたから”、”以前、先輩からそう教えられたから”、と答えるメンバーがいます。そこに本人の考えや想いは何もなく、単に決められたor言われたとおりに仕事をしているだけで、「せっかく時間と労力をかけてやっているのに、その姿勢・やり方では仕事は一向に楽しいものにならないな」と思い、とても残念な気持ちになります。しかし、そこは言いたいことをぐっと堪えて、まずは本人の主張を認め、現状のやり方を肯定した上で、「実は、”ルール” や ”マニュアル” や ”過去の事例” について 多くの人が誤解していることがあるんだけど、少し一緒に考えてみようか」と言って、次のような話をすることにしています。ルールやマニュアルというのは、過去に作られたものだよね。つまり、その時点から変化していないもので、ある意味、「その時点で止まっている過去のもの」だよね。一方、実態というのは常に変化し続けているよね。そして、その変化のスピードはどんどん速くなっている。ということは、ルールやマニュアルというのは、作られた時点では実態に即していても、時間が経つに連れて実態とのギャップがだんだん大きくなって、やがて使い物にならなくなる性質のものなんだ。だから改定するんだけど、全てのルールやマニュアルをタイムリーに改定することは現実的には無理だから、『そもそも、ルールやマニュアルはその性質上、”今の実態に合っているものではない”、と考える方が無難』なんだ。実態とのギャップが大きいにもかかわらず、(過去のものである)ル
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