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時々、自分を自然の中に置いてみよう。

みなさんご機嫌いかがですか? 三色ねこ@上級心理カウンセラーです=^_^= このところ、朝晩冷えてきましたね。 みなさん体調崩していませんか? 今年もインフルエンザが流行する季節になりました。 しっかり体調管理をして、お互いに元気に過ごしましょうね(^_-)-☆ さて、最近あまり自然と触れ合っていないな~と感じた三色ねこ。 思い切って家族で日光へ行ってきました。 テレビでも紅葉が始まっていて見頃を迎えたと言っていましたので、期待に胸を躍らせてワクワクしながら出発! 華厳の滝と日光東照宮を目指します!華厳の滝は8:30には営業しているということなので、朝一番に着くように出発! 何度か休憩を挟みながら予定通りに目的地に到着しました。 展望台に到着すると、すでにたくさんの人が滝に向かってスマホやカメラを向けていました。 水しぶきに朝日が反射してうっすらですが虹が出ていました。 朝早かったこともあり、朝日がいい感じに入ってとっても綺麗でしたよ。 肝心の紅葉ですがまだ進んでいないようで、少し早い感じでした。 ちょっとがっかり(´・ω・`) 階段でもう一段下の展望台でも写真をパシャパシャ。その後は焼き立てのお団子を頬張り、お土産をササっと見て東照宮へ。 駐車場に戻るとき大型バスを数台、目にしました。どうやら修学旅行の小学生のようです。 「たぶん、同じルートを回るよね」「どうする?」「でも、猫とか猿見たい!」「よし!一緒にならないように先に着けるようにしよう!」「うん!急いで出発!」 超高速の家族会議を経て、いざ!日光東照宮へ! いろは坂を登り、東照宮入口に着くと車が進まず大渋滞。 しばらく
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【小説】カシオペア

 カシオペアと呼ばれた少女は、自分が座っている椅子を愛しむようになでた。この椅子は、彼女の肉体の一部と言っていいほどに、カシオペアの人生を共にしてきた相棒のようだった。カシオペアが持つ記憶には、いつもこの椅子の、滑らかな石造りの感触が染みついている。椅子は彼女のことなら何でも知っていた。  物心ついた時から、カシオペアはこの椅子に座っていた。周りは暗闇ばかり。手探りで分かるのはこの椅子があることだけだった。なぜなら、身体は縄で縛られ、カシオペアはここから一歩も動くことができなかったから。彼女は自分がどこで生まれて、どんな家族がいたのかさえ知らなかった。  窓のない部屋。他人との会話もなく、ただ黙々と一日が過ぎていく。そのなかでカシオペアは自分がすべきことを教えられた。  それは、神のために身を尽くすこと。彼女は神に祈り続けなければならない宿命を背負っていた。ずっとそんな風に過ごしてきたので、カシオペアはそれをちっとも変だとは思わなかった。  その日やってきた食事係が、いつもとは違う人物であることに、カシオペアはすぐに気がついた。足音の軽さから、その人物がまだ子どもであるということも。  その少女はシラーと名乗った。  シラーは他の世話係と比べると変わっていた。他の世話係はカシオペアが声をかけても、少しも反応しようとしなかったのに、彼女は自らカシオペアに話しかけてくるのだ。シラーはよくしゃべり、よく笑った。今まであまり人と話すことのなかったカシオペアは、そんな彼女に戸惑うばかりだった。 「おねえさんは、いつもここで何をしているの?」 「……神さまに奉仕をしているの」 「『ほうし』
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