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中小企業経営のための情報発信ブログ298:何でも会議で決めるのは間違い

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。何でも会議にかけて議論して決めようというのは、健全な組織のように思えてきます。しかし、そこに大きな落とし穴があるのです。実際のところ、これまで起こった企業の不祥事や誤った方向転換は、個人の独断で行われたものではなく、正式な手順を踏んで決定されたことが多いというのが事実です。 会議でみんなで話し合えば、おかしな決定は避けられるというのは間違いなのです。逆にみんなで話し合うとおかしな決定になってしまうのです。会議だからこそ、いい加減な案件でも通ってしまうのです。その理由の一つは責任の所在です。「会議で決まった通りにやっている」ということで誰もが「自分の責任で行動している」という当事者意識を持っていないということです。会議で決められたとおりに行動して支障が出ても、「会議で決まったことだから」と誰も考え直したり修正・改善したりしないままに進め、さらに傷口を大きくしてしまいます。 このように、会議にかけることで責任の所在があいまいになり、おかしなことが通りやすくなるのです。会議で話し合って決めたという体裁をとれば、当事者意識が希薄になって何かマズいことが起こっても、自分の責任ではないと気楽にいられるのです。こうした責任の分散心理が無責任体質を生み出します。日本の企業では下から上まで書類が回るにつれて決裁印が押されていきます。それにつれて責任が分散し、誰もが自分が決めたという意識を持たなくなるのです。 また、会議では、提案者の力関係が影響し、いい加減な案件も他の参加者が忖度して通ってしまうことが往々にしてあります。そして提案者自身も「会議で決
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中小企業経営のための情報発信ブログ223:非効率で無駄な会議をなくす

今日もブログをご覧いただきありがとうございます。コロナ前から「働き方改革」が叫ばれていましたが、そこには日本の生産性の低さを働き方改革で克服しようという目的がありました。コロナ禍でテレワークやデジタル化が進み、働き方が少しは変わりましたが、生産性の低さは変わっていません。日本企業の生産性の低さの原因の一つは、「決める会議ができない」ことにあります。 1.ムダな会議  日本企業にはムダな会議が多いと言われていますが、その通りです。そのことに、経営者やリーダーも気づいています。それにもかかわらず、ムダな会議が辞められないのです。  それは、会議で決めることと決める必要がないことの区別ができていないからです。  会議というのは、みんなが同じ時間、同じ場所に、Webなら同じバーチャルの場に集まって、話をすることで、各人がそれぞれの仕事を中断して行なうものです。そこで話される内容が過去のことであれば、はっきり言って時間の無駄です。確かに、過去の失敗は成功の芽で、過去から学ぶ必要はあります。しかし、過去に学ぶことと過去の事実にとらわれることとは違います。過去の事実にとらわれていても過去が変わることはありません。  「報連相」という言葉が使われますが、報(報告)と連(連絡)は、既に起きたことについてのものですから、敢えて言えば過去のことです。相(相談)は未来志向、よりよい未来を築くためのものです。  日本企業の会議で、大半を占めるのが、報と連です。このようなものは、会議を開いてまで行うことではありません。  データなどはわざわざ会議を開いてまで報告させる必要はありません。リアルタイムで共有で
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無駄な会議を有効に活かそう!

仕事をしていると色々な会議がありますが、中にはなんの会議か分からないことも多いですね。つい先日もありました。参加するメンバーは、上司からの命令で仕方なくもしくは、上司のご機嫌取り目的なのが見え見え。議題に対しての具体的な意見は全く用意されていない。議長からの質問には、ちぐはぐな回答。そして議題となる案件の実行にあたっては難しいだけの発言。結局、何も決まることもなく終わってしまった。この会議では、私は静観するだけの立場であったため、別に口を挟むことなく自分なりに議題の案件について考えをまとめていました。しかし折角、時間を割いて会議を行ったのだから有意義なものにしなければならないと思うのは私だけでしょうか。とりあえずですが、今回の会議で気が付いたことを以下にまとめてみました。・案件に対して反対なら代わりの案を用意し自分なりの意見を述べる。・実施が難しければ、その理由、できる方法もしくは問題提起する。・具体的な根拠をもとに発言する。*例えば「よく売れている」だけじゃ分からない。数字がなければ説得性はない。つまり会議を行う前には、案件に対して積極的に取り組むメンバーを最小人数に絞ることが必要です。通常なら、そういったチームが結成された後に会議の参加メンバーが抽出されると思います。今回はそれがなかったのも無駄になった理由のひとつといえます。そして参加するメンバーはしっかりとした自分の意見を用意しておくことが必要でしょう。案件に反対なら代替え案件を用意した上で反対の意思表示をするべきです。反論があれば根拠を明確にした上で意見を行えば会議も有効に行えるのではないかと思いました。無駄な会議と言
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