実話ブログ:私がロマンス詐欺に遭った話
〜結婚の夢を見ていた私が、目を覚ました日〜「この人と結婚するんだ」そう信じていた相手がいました。遠距離の恋。なかなか会えない彼に会いに行くたび、私は自腹で交通費を出していました。彼とは婚約しているつもりでした。だから、「将来一緒に住む家賃の準備金として」と、30万円を渡したんです。ところが後日、彼から電話がありました。「ごめん、事故があってさ。その30万円、全部弁護士に払った」そう言われました。私は……それでも信じました。その頃の私は、職場でいじめにあっていました。精神的にもボロボロで、職場では「イジメられ代」を稼いでいた様なものでした。でも、彼と結婚できる未来を希望にして、また30万円を貯めました。そして、再び彼に会いに行きました。その日、私は自分の懐から、そっと30万円を出して言いました。「これは今日のために、一生懸命稼いだお金だよ」すると彼は、目の色を変えて――床に札を並べ、一枚ずつ数え始めたんです。「1枚、2枚、3枚、4枚……あ、間違えた。もう一度。1枚、2枚、3枚……」私はその光景を見て、はじめて背中にゾクッとした違和感を感じました。「……え? この人と、本当に結婚して大丈夫?」でも、その時の私はまだ現実を直視できなかった。親には「お金目当てだ」と言われても、反発する気持ちの方が強かった。「ううん、気のせいだよ。浮気もしないし、人柄はいいし……」――違和感はあったけど、彼をまだ、信じました。そして、悩み苦しみながらも、彼をまだまだ信じました。でも、時が経ち、やっとわかったんです。「あの時の違和感こそが、真実だった」って。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。・。
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