中小企業経営のための情報発信ブログ420:ファクタリングに注意!
今日もブログをご覧いただきありがとうございます。コロナ禍で資金繰りに困っている多くの中小企業があります。そうした中でファクタリングという手法が注目されてきました。
ファクタリングというのは、企業から債権(売掛債権)を買い取り、売掛債権の管理や改修を行う金融サービスのことです。企業としては売掛債権の早期現金化が可能になり、それによって資金調達ができるのです。ファクタリングは、赤字や負債が返済できない状況で融資が受けられない企業でも利用可能なため、資金繰りに悩んでいる企業には魅力的なサービスです。取引先を含めない2社間ファクタリングと取引先を含めた3社間ファクタリングがあります。2者間ファクタリングでは取引先が契約に加わらないため、債権者が債務者である取引先から回収して支払われた代金をファクタリング業者に支払うことになりますが、3者間ファクタリングでは、取引先である債務者も契約に加わるのでファクタリング業者が直接債務者から支払いを受けることになります。また、形態としては大きく言えば、買取型と保証型がありますが、多くは買取型ファクタリングです。保証型ファクタリングは、資金調達を目的とする買取型ファクタリングとは異なり、「倒産などで売掛債権が回収できなくなるリスクを回避すること」を目的とし、一種の保険のような性質のものです。ここで問題となっているのは買取型ファクタリングです。簡単に言えば、買取型ファクタリングとは、入金待ちの請求書を買い取ってもらうというサービスで早期現金化という点では魅力的ですが、手数料が高く日常的に利用していたのでは早急に破綻してしまいます。手数料相場は月利5~40
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