絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

3 件中 1 - 3 件表示
カバー画像

ビックリするお話

「ビックリするお話」今回は、多くの歯科で行われている治療について「ビックリするお話」をしたいと思います。私は、ある意味ラッキーでした。たまたま最初に勤務した歯科の院長先生が、「顎関節や噛み合わせの位置と言うものが、人のQOL(人生の質)に大きな影響を与える!」という考えの方だったから・・・。『歯がなくなったら、そこに手術で「インプラント」を入れて今までの噛んでいた場所で噛み合わせを作っていく。』『歯並びが悪いなら、見た目が綺麗になるように歯を並べていきましょう・・・』これが一般的な歯科治療の常識です。それが・・・あごがずれ、関節がずれている場所だったとしても!患者さんが・・・「噛んでみて、高くない!」と言っているならクレームは出ないので、一般的には問題なくこれで治療は終わりです。ですが、問題は忘れた頃にやって来るのです・・・「奥歯にインプラント入れてかめてたのに、最近、耳あたりでジャリジャリ音がします。また、偏頭痛の症状も出てきて辛いです・・・」「数年前に、矯正治療受けてました。最近、なんだか口開ける時痛くって・・・」もうおわかりですよね?インプラントや矯正治療を行った時にずれた顎関節の位置で調整してしまった結果、後からこういう不具合が発生するのです。もちろん、あごの関節の位置をアタマに入れて噛み合わせを作る先生は、日本にもいらっしゃいますが・・・実はそれは、ほんの一握りの先生です。そうなんです!!!日本で顎関節症の治療を得意とする先生はごくわずかというのが事実なのです。何を隠そう・・・国立大学の歯学部を卒業した私も、顎関節に関する専門知識は大学を卒業後、自ら「100万円以上の
0
カバー画像

がくかんせつしょうってな〜に?

あなたは、聞いたことありますか??「がくかんせつしょう」・・・そもそも顎関節(がくかんせつ)ってどこなんでしょうか?耳の穴の1センチくらい手前にある上あごの骨と、下あごの骨の接触する場所。ここが「顎関節」になります。厳密には骨と骨がくっついているのではなく、間に低反発の枕みたいなクッション性のある軟骨があります。顎関節周りの組織(筋肉や骨、関節自体)がダメージを受けてしまいその結果様々な症状が出てしまう・・それが「がくかんせつしょう」です。ひとことで言うと「あごの病気」ということになります。さて・・・「人間が生きていく上で大事なことは何ですか?」という質問に対し、あなたはどんな答えが思い浮かびますか???もちろん、答えは1つだけではありません。ですが、これは絶対に外せないはずです。人間が生きていく上で外せない大事なこと、それはズバリ・・・『食事をすること!!!』です。「よく噛む」という行為ができなくなったら・・・食事をうまく消化できずに胃に負担がかかってしまいますよね??そして、食事とは栄養を摂るだけでなく「自分の好きなもの、食べたいものを食べれる!!!」という、これまた人が生きる上での「人生の質(QOL)」に関わってきます。あごの病気になってしまうと・・・「しっかり焼いた美味しいお肉が食べれない!!」「美味しいフランスパンのバゲットサンドが食べれない!!」なんてことになってしまい、人の生きていく上で必要な元気に食事ができて食べる楽しみが奪われてしまうのです。「食事の楽しみ」を奪う「がくかんせつしょう」・・・その原因とは、歯やあごに加わる「危険な噛む力」なのです!!!今、あなた
0
カバー画像

ネットの情報を鵜呑みにしてはいけません!!〜口が開かない時の間違ったアドバイス!

今日は顎関節症の代表的な症状である「口が開かない!」に対しての間違ったアドバイスについてお話します。まず結論から先にお伝えします。「ネットの情報を鵜呑みにしてはいけません!!」これを必ず覚えておいてください。さて・・・・ネットで「顎関節症」で検索した時に出てくるのがだいたい「歯科医師」か「整体師」「整骨院」のアドバイスです。例えばA子さんが「口が開かない」という状態で「顎関節症」についてネット検索した時にあるサイトでは、医療ジャーナリストが書いた記事で・・・【口を開けるリハビリが大事!!】というタイトルで、痛みを感じるところまで口を大きく開けたり閉じたりするリハビリを行う。ポイントは、痛みをこらえてでも動かすこと。実は関節は動かさないと固まってしまう。我慢して頑張ろう。とありました。そもそも「口が開かない」という症状は・・・上あごの骨と下顎の骨の間にあるクッション性のある軟骨(がくかんせつえんばん)が健康な位置から完全にずれてしまい骨と骨が接近してクッションなしでこすれあいそうになっている状態なのです。そこで、軟骨の位置を回復させずそのまま無理して口を大きく開けさせたら・・・骨と骨が圧迫され、骨が削れ変形するなどひどい顎関節症に移行していきます。ずれた軟骨は6ヶ月以内であれば、歯科医療的処置で戻すことができます。具体的には、軟骨が周りの組織などに癒着が始まってても、動かして癒着をとる手技が有効なので、その処置をして、軟骨を元の場所にもどして顎関節が動く状態にしたところでマウスピースをつくります。これが、「口が開かない」という症状に対しての正しい処置となります。A子さんが、ネット
0
3 件中 1 - 3
有料ブログの投稿方法はこちら