障害者就労支援施設で勤務した元生活支援員のお話
振り返りのために書いてみます。どなたかのお役に立てるかもしれませんように。1年目の話「利用者さんの特徴を覚えてください。」この言葉を聞いても、入社したての私には全くよくわかりませんでした。私の中では特徴というと、あの人は明るいとか暗いとか、真面目とか、よくしゃべるとか・・・・そういったことだろうなって思っていました。「見ていてください」と言われても、何をどう見るのか、全くよく分かりませんでした。そんな私の最初の仕事は、昼食時に食堂の入口(食器返却口)に立っていることでした。そこで何をするかって?何にもわかりませんでした。そして、そんな私に厨房の職員は立っているだけじゃだめですよと言いました。この職場は、初心者に対してここで何をするのか、どこをどうみるのか、何に気をつけたらよいのか、尋ねないと何にも教えてくれない不親切な会社だったのです。未経験な分野で働くことは、右も左も分からずとても不安でしたし、大変でした。不親切な会社だったからこそ、得られたものもありました。それは、観察眼です。経験者の方にはお粗末なことを書いていると思われるかもしれませんが、そんなことを思ってました。皆さんだったら、どうしますか?①教えてくれるまで待つ②他の人はどうしているのかを見て盗む③他の人はどうしているのかを聞いてマネをする①だったらなかなか身に付きません。②は、ある程度慣れてきて周りが見えるようになったらできるようになるかもしれません。③は、ちょっとの勇気が必要ですが、これが一番役に立つと思います。ただ、〇〇さんはこうしている、▲▲さんはこうしているっていうのは出て来ると思います。いろんな人の知恵を
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