お返しの勘違い
人に何かしてもらった後お礼の気持ちを伝えたくなるのは自然なことです。私たちは様々な方法で感謝の気持ちを表現することができます。ありがとうと気持ちを言葉や手紙で伝えたり感謝の気持ちと共に品を差し上げたり食事をご馳走してあげたり・・・私が子供を出産した時友人やご近所さんからお祝いの品やご祝儀をいただきました。大体いただいた品の○%をお返しする。という私にとって仰天な風習に嫌気が刺したことがあります。それで皆んなには何も持ってこないように重二分にお知らせして遊びに来てもらっていたことがありました。(出産当時はマイナス家計でしたのでこれ以上のお返しが出来ない状態にあったのも理由です)2人目を出産した後はいただいたご祝儀全てをお返しに回すというやり方もしました笑このお金で赤ちゃんのものを買ってねと思いを込めてくれた方、知ってると思いますが全て「お返し」に使いました笑【お返し】ってなんだろう?なんか違うよな。って疑問に思っていた私はこの疑問の中に完全な勘違いを根強く種を撒いていたことに気づいたのです。実母が私に言った「お返しは必ず!絶対に○%返しなさい!これが大人の礼儀!」の言葉で私は完全たる勘違いをしていたのです。親の言葉を鵜呑みに受け止めた私はお返し=悩むこと(ちょっと迷惑)になってしまっていて、人から何か品をいただくとお返しを考えなくてはいけないので、苦痛で仕方なかったのです。実母は世間を気にして、世間からはみ出している私には絶対に守って欲しかったこのお返し風習が私にはお返し=義務と受け取ってしまい本来のお返し=感謝の気持ちを伝えるから遠く遠くかけ離れてしまっていたのです。お古をくれ
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