ナイチンゲールからの長いお手紙
突然ですがみなさん、ナイチンゲールってどんなイメージ持ってます?優しい白衣の天使?
今日はナースのよもぎから見たナイチンゲールのイメージについて語りたいと思います。
けっこう毒舌
看護学生なら一度は目を通したことのあるであろうナイチンゲールの名著「看護覚え書」(かんごおぼえがき)。 たまに読み返すんですけど、ナイチンゲール先生、論調が結構厳しいんです。泣たとえば、換気の重要性について論じている項では
「愚かな女性がその愚かさのために、患者の生命の泉、すなわち新鮮な空気を悪者に仕立てているのを見るのは、本当に腹立たしいものです。」
とか
余計な励ましについて述べている項では
「医療関係者であれ、素人であれ、友人が病室にやって来て、病人がそれをできるかどうか、また病人に危険がないかどうかさえろくに知りもせずに、あれやこれやをやってみろと勧めて患者を悩ませるあの厚かましさたるや、全く驚嘆に値します。」
とか
語気がつんよい!
(どーん!)…ひーん!先生!ごめんなさい!!!
っていう気分にさせられるんです。笑
なのでわたしの中では「めちゃめちゃ頭が切れてみんなから恐れられているスーパーエリート看護部長」みたいなイメージなんですよね。
看護師or看護学生でそう思っている人、多いはず。笑深い愛でもね、もちろん厳しいだけじゃなく、人への深い愛も感じとれるんですよ。
引用ばっかりで申し訳ないのですが、もうひとつ。
「患者が用件を話している時には必ず腰を下ろし、決して急いでいる気配を見せないことです。そして患者の言葉に心から耳を傾け、もし忠告を求められれば十分に考えて答え、用が終われば速やかに
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