糸を解いたあとに訪れる「静かな不安」の正体
前回の記事では、自分を縛っている「他人の眼」という糸を少しずつ緩めてみませんか、というお話をさせて頂きました。この「他人の眼」という自分以外の要素を意識し始めた方の中から、こんな戸惑いの声が聞こえてくることがあります。「人の目を気にしないようにしたら、なんだか急に、自分が独りぼっちになった気がする」「自由になったはずなのに、何をすればいいのか分からなくて、ポッカリ穴が開いたみたい…」もしあなたが今そんなふうに感じているとしたら、それは運命の設計図が正しく書き換えられようとしているサインかもしれません。ですから、安心してくださいね。実は、他人の期待に応えることをやめると、それまで自分の心の大半を占めていた「他人のためのスペース」が急に空っぽになります。あれこれの悩みの元である、相手への思考、それが生じさせる結論の出ない時間が消えるからです。それは例えるなら、賑やかで騒がしかったパーティー会場から、一人で静かな夜の森へ出たときのような感覚かもしれません。あるいは、もっと分かりやすく言えば、商店街からその角に出た時の感覚に近いかも…?ところがこの時、周りの声が聞こえなくなった分、今度は自分の心の鼓動が驚くほど大きく響いてきます。これがいつも通りではない事への不安に思えてきます。心の穴の正体は、余裕を持った心そのものなのです。重要なのは、この心の余裕は、余裕に慣れないと、新たな自分への不安を生み、心の空洞を埋めようとする働きをもっていることです。この「ポッカリ開いた穴」や「何もない感覚」を、多くの人は「寂しさ」や「不幸」だと思い込んで、また慌てて誰かの期待や自分自身への不安という糸で自
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