セブンイレブンのロゴとブランド
セブンイレブンのロゴと言えば、誰もが目にしたことがあり、すぐに思い浮かべることができると思います。現在のロゴのデザイン(ブランディング)をしたのは佐藤可士和氏と言われていますが、1946年当時、現在のロゴの原型となるロゴをデザインしたデザイナーが誰なのかは分かっていません。今回のブログは、有名なセブンイレブンのロゴを基にしながら、デザインとブランディングについて考えてみたいと思います。**■セブンイレブンの歴史**1927年、アメリカ・テキサス州のオーククリフという町の小さな氷小売販売店がセブンイレブンのルーツのようです。同時にこの店がコンビニエンスストアの原型ともなります。サウスランド・アイス社(現 7-Eleven,Inc.)の、氷小売販売店を任されていたジョン・ジェファーソン・グリーン氏は、お客から「氷の他に卵や牛乳、パンとかも扱ってくれると、もっと便利になる」との声を寄せられたことから、同氏はその旨をサウスランド社に提案しました。同社はこの試みに同意し、氷の販売だけでなく、卵や牛乳といったデイリー食品の取り扱いもスタートさせます。お客は喜び、お客のニーズの変化に的確かつきめ細かく対応して店、現代でいう「コンビニエンスストア」がここに誕生しました。1946年には、朝7時から夜11時まで、毎日営業するチェーンとして、営業時間にちなんで店名を「7-ELEVEN」と変更しました。このとき、ロゴを数字の"7"と"ELEVEN"を組み合わせたものとし、現在でも親しまれているロゴマークの原型が生まれています。それ以降、7-ELEVENは便利で行き届いたサービスがお客さまから支持され、
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