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【憎い・恋しい、それが人】

心理カウンセリングの技法に「対決」がR。これは、クライエントの行動、思考、感情、意味における、不一致、矛盾、葛藤を指摘することで、矛盾・葛藤・混乱は統合され、行動変容が起きやすくなる。ねらいは、矛盾の説明、又、その解決策についてのクライエントの意見表明を促進すること。クライエントは自己理解を深め自分の弱さや問題点に気づいた時に、自分を変える意欲を持つが、内面に矛盾・葛藤・混乱がある為、元の習慣は容易には変わらない。つまり、矛盾・葛藤・混乱を統合し、行動変容が起きやすくするための技法なのだ。  例えば、2時間ドラマに出てきそうだが、仕事もせず、酒やギャンブルに溺れ、稼いだお金を悉く奪っていったり、勤め先にまで小遣いをせびりに来る彼氏(そんな資格があるとは思えんが)の存在に苦しみ、何度も「別れたい」「別れよう」と思いながら、「見捨てないでくれ」「お前しかいない」「これから真面目にやる」などと泣きつかれると別れられなくなってしまう女性がいるとする。彼女をを愛するもう一人の誠実な男に「あんな男といてはいけない」と何度忠告されても、聞き入れることも、彼の愛を受け入れることもしない。結局、どんなにダメな男であろうと、彼女にとっては離れがたい相手なのだ。彼女が彼氏の行動に苦しんでいるのは確かだ。「別れたい」「別れよう」という気持ちもある筈だ。しかし、その反面、どこかに彼氏への思いや、「別れたら彼はどうなる」「自分はどうなる」という不安等もあったりするのかも知れない。そして、厄介なことに、折角、誰の目から見てもこの人といる方がいいだろうと思えるような誠実な相手との出会いがあっても、そちらを選ぶ
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【心が欲しけりゃ心で当たれ】

「人の心には心で応える」のが私の信条だ。 これは、大学生の頃、ある2時間ドラマで、「心が欲しけりゃ心で当たれ」という言葉を耳にしたことが影響している。 確か、結婚相談所か婚活パーティーを舞台にしたドラマで、会員女性とうまくいかないと主催者(演:香川京子)のところにクレームをつけに来た男性会員に同じく会員の男性(演:大滝秀治)がこの言葉をかけて窘めていたと記憶しているが、その時、テレビを見ていた私はハッとした。 何故なら、私自身、それまで、「愛してほしい」、「愛されたい」と思うことはあっても、自分の方から「愛さなければならない」、「愛したい」と思ったことなど一度もなかったからでR。 それ以来、この言葉は、私にとって人生の教えとなっている。 それだけに、たとえ親であっても、無意味に我が子や他者を見下したりすることは許していないし、人の気持ちを踏みにじったり、他者の存在を無視したり、自分が理解できないことは認めない(自分の理解力不足で理解できていないのだとしても認めないつもりか?)、などは言語道断だと思っている。 自分を愛するためには他者を愛することも必要とされるというのはそういうことだ。 つまり、「自分を愛する」ことは「他者を愛する」ためでもある、ということ。 自分が愛さないで一方的に愛されようなんて虫のいい話はそうそうないし、あったとしてもどこかに綻びがあるものだと私は思っている。 若い頃の私がそうだった。 相手のひたむきな愛に自分自身が愛で報いなかったために、結果的に相手も自分も傷つけ、人生が大きく変わってしまった。 若気の至りと言うにはあまりにも痛すぎる人生の大失敗。 「心が
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