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【憎い・恋しい、それが人】

心理カウンセリングの技法に「対決」がR。これは、クライエントの行動、思考、感情、意味における、不一致、矛盾、葛藤を指摘することで、矛盾・葛藤・混乱は統合され、行動変容が起きやすくなる。ねらいは、矛盾の説明、又、その解決策についてのクライエントの意見表明を促進すること。クライエントは自己理解を深め自分の弱さや問題点に気づいた時に、自分を変える意欲を持つが、内面に矛盾・葛藤・混乱がある為、元の習慣は容易には変わらない。つまり、矛盾・葛藤・混乱を統合し、行動変容が起きやすくするための技法なのだ。  例えば、2時間ドラマに出てきそうだが、仕事もせず、酒やギャンブルに溺れ、稼いだお金を悉く奪っていったり、勤め先にまで小遣いをせびりに来る彼氏(そんな資格があるとは思えんが)の存在に苦しみ、何度も「別れたい」「別れよう」と思いながら、「見捨てないでくれ」「お前しかいない」「これから真面目にやる」などと泣きつかれると別れられなくなってしまう女性がいるとする。彼女をを愛するもう一人の誠実な男に「あんな男といてはいけない」と何度忠告されても、聞き入れることも、彼の愛を受け入れることもしない。結局、どんなにダメな男であろうと、彼女にとっては離れがたい相手なのだ。彼女が彼氏の行動に苦しんでいるのは確かだ。「別れたい」「別れよう」という気持ちもある筈だ。しかし、その反面、どこかに彼氏への思いや、「別れたら彼はどうなる」「自分はどうなる」という不安等もあったりするのかも知れない。そして、厄介なことに、折角、誰の目から見てもこの人といる方がいいだろうと思えるような誠実な相手との出会いがあっても、そちらを選ぶ
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【「やっくん」久木弥九蔵:著 第3回】

 今月末まで、過去のブログを一部修正を  施した上で再掲載とさせていただきます。  本日は、初期の名作、久木弥九蔵自叙伝  「やっくん」全7回の第3回目をお届け。  前回のブログも併せてご覧くださいませ。 ──────────────────── そんな私がざっくばらんな家庭で気まま  にやっていたかのというとそうではない。 ────────────────────  父は子供にあまり構わず、小遣いも殆ど  貰った記憶がないし、口を開けば食事の  文句か、家族を見下すようなことばかり  言っていた。それだから家族揃って食事  をする時などは随分閉口した。一家では  自分が一番偉いのだと考えているらしく、  相手を否定したり、相手が自信喪失する  発言が多かったため、私は自己肯定感を  持てないままに成長し、後々の人生にも  大きく影響することになった。ただ唯一、  勉強しろと煩く言わないのは有難かった。 ────────────────────  母は、良い所は褒めずに悪い所だけ叱る  という風で子供の目には理不尽に見えた。  また、妹が幼稚園の頃に将来はピアノの  先生になりたいと言い出して、ピアノを  習い始めると、その世話につきっきりと  なり、私のことは完全にほったらかしに  なった。だから、勝手にしていただけだ。 ────────────────────  今宵はここまで。続きは明日のブログで。 ────────────────────  駄文の御閲覧、心より感謝申し上げます。
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