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不発弾の温床化に向けて!

まずは、前回の「某企業の通販サイト構図」の経緯を説明しますと、この会社ではネット通販の参入で自社サイト、続いて楽天、Yahoo!、amazonと出店を行ないました。ところが出店から5年が経過してもショップの売上総額は、年間1,000万円にも満たないという驚きの数字でした。その上に更なる出店を試みようとしていた矢先に依頼を受けた私がこの図のスタイルに変更したのです。当初を振り返ってみると、いくら数撃てば当たるとはいえ大手モールに複数出店し5年が経過してもこの売上総額は普通ではございません。商品アイテム数1,000点以上を取り扱う、れっきとした企業の通販サイトなのですからね。まずは、その疑問点を探ってみますとそこには本題以外の大きな問題がありました。それはスキル不足。まずはその問題解決を図らなければなりません。とはいえ、私の仕事は新たな出店とそのショップのマネジメント。 問題を抱える通販サイトには触れることはなかったのですが、ひとつだけセット品を組むなど出品方法に工夫をこらすと簡単なアドバイスを行いました。ところがそれが裏目になったのか、また新たに不発弾を増やし続けることにもなってしまうのです。つまりここでの本題同様、手当たり次第販売商品をセット化し、すべてのモールに同じセット品を並べていったのです。このような問題も抱えてながらも取り急ぎ売上の向上は、期待できますのでそのまま運営すること約3年、やがて合計年商は約9,000万円まで伸ばすことができました。ところが、それ以降、伸びしろがございません。 つまり3年経過後の2年間、全く数字が伸びていないのです。それについては、また次回しゃ
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不評!苦情を活かさなければ、新たな不評!苦情が生じますよ!

ビジネスにおいて、弱みを強みにかえることはすでに当たり前のことであるが、たてまえだけで行動に移せないことも多い。つい先日の話だが、私が運営管理を行っているネット通販の取扱商品について或るカスタマーから問い合わせがあった。内容は、使われている原材料の成分が正しく認識されていないために起こりうる苦情を含めた問い合わせである。作り手(製造メーカー)としては、規格に沿って作られた問題のない商品だが、市場では間違ったデマ情報が出回っているために誤解を招きやすいことも多い。このような問い合わせに対しては、販売者として製造メーカーにカスタマーが納得できる回答を依頼するのだが、メーカーサイドでは正当性を主張した回答のみで完結されることが多い。当然と言えば当然なのだが、それだけではカスタマー側としては、納得できない。きちんとした製造メーカーなら具体的な説明と共に商品に対しての対策を即座に講じてくる。残念ながら今回得た回答は、正当性を主張した当たり前の回答に付け加え、疑うなら購入を控えろというニュアンスが含まれた内容であった。いくら正当とはいえカスタマーに対して買ってもらわなくてもよいという姿勢の回答に唖然とした。このような回答次第で製造メーカーの経営体質や信頼性も分かるし今後の取引の判断材料にもなる。私自身が動くなら「いくら正当であろうが具体的な説明がなければ、カスタマーの間では不評、苦情となる。真摯に受け止め誤解を解く説明を具体的に行わなければならない。」と主張し行動に移すだろう。何故なら詳しく説明することによりカスタマーが満足するのはもちろんのこと、そのうえ、その回答で商機を得るチャンスも秘
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(株)の省略で分かる会社の体質

先日届いた一通のDMから今回の話に至った。そのDMの宛名には「(株)〇〇〇」と株式会社を省略されて書かれていた。社会人に成り立ての頃、先方にこのような省略した表記(略称)は失礼に当たるからやってはいけないと教えられたことを思い出す。(株)、(有)などの( )は商号として認められないため正式な名称とはならない。正式でない名称を先方に伝えると当然失礼なことになってしまうわけだ。細かな間違いを別段、気にはしないが送ってきた相手の常識を疑ってしまう。 では自社の場合はどうだろう?通常なら自社を略称しても常識は問われない。しかし個人的には自社の略称表記をみてその会社の体質を判断する材料のひとつにすることがある。今までネット通販の仕事で多数の商品を取り扱ってきたが新しい商品の場合は、商品だけでなく製造メーカー、販売元の会社もよく調べなければならない。その折、商品に表示されている製造者名、販売社名のところに略称表示されている企業には気を付けるようにしている。すべてとは言わないがそういった企業と取引を開始した後から多いのが欠品をはじめ納品に関するトラブル。そしてその対応もあいまいで終わることが多いのだ。そうなると商品自体の信用性も疑ってしまうことになってしまう。略称表示される企業すべてを疑うわけではないが、私個人としては、こういった経験もあってかどうしても判断基準として使ってしまう。逆に細かいところまで配慮が行き届く企業は、すべてにおいて丁寧で完璧を心掛けているに違いないと思う。 (株)などの略称を見て自分なりにこう思うからこそ、日頃から自分自身注意を払うことを心掛けるようにしている。その分プ
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センスの違い

新聞紙面には、ネット関連やコロナ対策で好調な記事が目立ちます。(日本経済新聞20201年5月1日記事より)私が携わるネット通販の分野においてもたくさんの企業の参入されてきています。そんな中、以前からネット通販の環境を整え何年も運営し続けても売り上げの進捗のないところもあれば、全く無知でも一から好調に伸ばすところもあります。さて何が違うのでしょうか? それはセンス(感覚)の違いです。センスが良いか悪いかは数字が物語っています。数字の背景が分かればすぐにでも動けるはずだが数字に無頓着だと動く術すら分かりません。伸ばすために必要なことは、まずはセンス(感覚)を磨くことからだと思います。
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