メディアコントロールが教えてくれた事
こんにちは皆様。久しぶりにメディアコントロールを読みました。この本はマサチューセッツ工科大学の教授のノームチョムスキーが書いた本です。もちろん訳した本を読んだのですが、昔娘の英会話を教えてくださっていたアメリカ人の先生が、日本でもメディアコントロールが読まれていたんだ、と驚かれた本です。内容的には二つに分かれています。◎メディアコントロール◎火星から来たジャーナリスト最初のメディアコントロールではメディアの役割や歴史が語られる。先ずは民主主義だ、彼にとって民主主義の概念は二つある。①一般の人々が自分達の問題を自分達で考え、その決定にそれなりの影響を及ぼせる手段を持っていて、情報へのアクセスが開かれている環境にある社会。②一巻の人々を彼ら自身の問題に決してかからわせてはならず、情報へのアクセスは一部の人間の間だけで、厳重に管理しなければならないとするもの。②の方が優勢だと理解させようとしている。そして広報のポイントを説いている、何も意味しない、誰も反対しようとしないスローガンを作って、本意をそらし、『本当に重要な問いこそ、絶対に口にしてはならないものだ。』と断じている。そしてテレビからのメッセージを頭に叩き込まれ、世論操作をされている、それから合意の形成を工作してゆく。これこそが、民主主義の本質と言いたいのだ。〇偽の現実を提示する〇異議申し立ての文化を否定するそうでなければ民主主義が危機に陥ると書く、これは反語で、指導者が言っていると言いたいのだ。〇敵の量産〇認識の誤り架空の怪物を仕立て上げては、それを叩き潰しに行ったり、報道するのを選んだりが行われている。例としては、湾岸戦争を
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