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人は箱の中に居る

こんにちは皆様。今日は通販の買い物が配送されてくる日、それも沢山。こんな日は、つな君は箱に入って箱を確かめています。人間も入りたい位ですが、残念、人間は入る事は出来ません。(当たり前ですが)子供の頃、箱男という小説を読みました。安部公房先生の作品で、ある男が箱に入って生活する内容でした。箱に入って生活なんて、不自由極まりないと、当時は思ったものです。大人になると、自由、不自由は別として、人間は皆、箱に入って生活してるんじゃ無いかと思う。箱は見えない所にある、透明で見えない箱が、いつも人間を取り巻いているのだ。自分で自由に選んでいるつもりが、何かに導かれていたり、頭の中にある支配が、それを選ばせていたりしているのだと思っています。全てから自由って途轍もない事なんだろうと、思うと気が遠くなります。自分としては、自発的に服従している物からは、自由になりたいと思っています。皆様はそう考えられませんか?いつも有難うございます。
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安部公房「箱男」は、不穏な空気を味わえる作品です。

ストーリはあってないようなもの。 箱の中の居心地の良さに魅了された男の行動の記録です。 どういうことかというと 冷蔵庫くらいの大きさの段ボール箱を 頭からすっぽりかぶって、街の中をさまよい歩く男の記録です。 小説の体を成してないことも相まって どんどん狂気な世界に取り込まれていくようで シュールリアリズムがどういうものかが 垣間見えた気がします。 ・・・というか、現実に同じようなことをして 日本縦断していたアーティストがいましたねぇ(;^_^A
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