安部公房「箱男」は、不穏な空気を味わえる作品です。

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エンタメ・趣味
ストーリはあってないようなもの。
箱の中の居心地の良さに魅了された男の行動の記録です。

どういうことかというと
冷蔵庫くらいの大きさの段ボール箱を
頭からすっぽりかぶって、街の中をさまよい歩く男の記録です。

小説の体を成してないことも相まって
どんどん狂気な世界に取り込まれていくようで
シュールリアリズムがどういうものかが
垣間見えた気がします。

・・・というか、現実に同じようなことをして
日本縦断していたアーティストがいましたねぇ(;^_^A


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