【油の知識】Vol.3 トランス脂肪酸-trans fat-
こんにちは、ショウです。僕のブログを読みに来て頂いてありがとうございます。今回も「油の知識」ということで何回かに分けてお伝えしていくことにします。マーガリンの実験トランス脂肪酸の中でもよくあがる【マーガリン】についての有名な実験を紹介いたします。アメリカの自然派運動家フレッド・ロー氏が行った実験なのですが、もともと彼は、自然食品店を経営していて、「マーガリンは正しい食品」と信じて売っていました。お店を訪れた多くのお客さんが「動物性脂のバターよりも植物性油を使ったマーガリンのほうが健康に良い」と思っていたのでしょう。ところがある日、食品工業の技術者である常連客から「マーガリンを顕微鏡でのぞいてみると、プラスチックの構造にそっくりなことがわかる。マーガリンにプラスチック食品という名前をつけたくなるんだ」という話を聞きます。驚いた彼は、マーガリンや、マーガリンとは兄弟分のような植物系ショートニングが含まれている食品を売るのをストップし、ちょっとした実験を始めました。それまで彼の店で売っていたのと同じマーガリンの小さな塊をお皿にのせ、その皿を店の裏部屋の窓際に置きました。マーガリンが本物の食べ物であるなら、虫や細菌がやってくるのに好都合な場所にあるこのご馳走に大喜びしてむらがるに違いない・・・!同じことをすると、バターの場合は蠅や蟻やカビがいっぱいになります。しかし、マーガリンの塊はバターとは違っており、2年経っても、もとのまま・その間どんな虫も一匹としてその塊に近寄るのを眼にすることはなく、ひとかけらのカビすら生えなかったのです。窓を通して入る日光の熱でマーガリンは半分溶けてくずれ、
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