絞り込み条件を変更する
検索条件を絞り込む
有料ブログの投稿方法はこちら

すべてのカテゴリ

2 件中 1 - 2 件表示
カバー画像

学級委員選挙

 もうすぐ町長選挙です。選挙で思い出しました。あれは中学3年の時のことです。わが3年B組で、3学期の学級委員を決める選挙がありました。その時、ほとんどの生徒が推薦したT.S君に決定して、みんなが拍手喝采した時、そのT.S君が突然挙手して立ち上がり、「学級委員はB,K君がいいと思います、」と言い出しました。 みんな「えっ。」という顔をして彼を見つめました。実は彼の言うB,K君は、当日風邪をひいて欠席していたのです。そのあとの経緯についてはよく覚えていないのですが、クラス全員と彼との間で、何やら押し問答や意見のやり取りはあったと思います。 で、結局どうなったかと言いますと、彼が押したB,K君が学級委員になることを承諾したら、B,K君になってもらう。もし嫌だと言ったら、当初通りT,S君に決定、ということになりました。 その夜、T,S君はB,K君の家に行って事の経緯を話し、学級委員になって欲しいことを頭を下げて頼み込みました。B,K君は苦笑いを浮かべながら話を聞いていましたが、結局は大笑いしながら学級委員になることを承諾しました。なんで私が詳しく知っているかというと、二人の間の立会人としてT,S君に同行したからなのです。 15歳の冬の出来事ですから、もう55年も昔のことです。彼らも私もこの地に残って青春を過ごし、老境を共にしました。そのT,S君は5年前に病のため鬼籍に入り、残った私たちは古希を迎えました。 先日、古希の同級会がありました。中年を過ぎて初老になった頃には飲む薬の話になったものでしたが、古希にもなると、そんなことはもう話題にもなりません。いつあの世から迎えにきてもおかしくな
0
カバー画像

【大逆転!学級委員選挙! 認知の歪み③】

 メンタルヘルス不調の人が悪循環に陥る  ネガティブな思考の癖にアプローチする  認知再構成法とは、過度にネガティブな  気分・感情や不適応的行動と結びついた  認知(自動的な思考やイメージ)を同定  して様々な視点からその認知を検討する  ことによって代わりとなる新たな認知を  自分で再構成するための技法なのである。  認知の構造としては、ある特定の場面に  おいて、瞬間的にオートマチックに頭に  浮かぶ考えやイメージ(自動思考)には、  妥当なものと「妥当でないもの、或いは、  部分的にしか妥当ではないもの(否定的  自動思考=認知の歪み)」があるもので、  この「認知の歪み」について話をしたい。  3回目は「肯定的側面の否定や値引き」。 ────────────────────  この「肯定的側面の否定や値引き」とは、  肯定的な自己の経験や、功績、長所等を  不合理に無視するか、割り引いて考える。  ということである。例えば、私の経験で  言うと、高校2年生の文化祭、クラスの  男子の学芸委員だった私は、相棒となる  べき女子の学芸委員が病気で動けない中、  何とか勤め上げ、その盛り上がりを維持  したままで、後期の学級代表(俗に言う  学級委員)にまで選ばれた。このことを、  「文化祭は成功、学級代表にもなれたが、  実力でなく運が良かっただけ」、これが、  「肯定的側面の否定や値引き」。これを、  「努力とキャラ得(人に好かれ易い)か、  色々な人が助けてくれ、文化祭は成功し、  学級代表にもなれた。私は運が良い」と、  出来事を単一の原因で説明せず、複合的  に説
0
2 件中 1 - 2
有料ブログの投稿方法はこちら