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パワポ作りのコツ② 「場面」を考える

 パワポ作りのときに最初に意識すべきことは、その資料が使われる「場面」です。  パワーポイントというツールは便利でいろいろな資料を作ることができますが、本来の用途は大きなプロジェクターに投影して多くの人に見てもらうことでしょう。  ところが、実際にはその他にもいろいろな場面でパワーポイントが使われています。その場面は大きく、「講演」、「会議」、「提出」の3つになるのではないでしょうか。 1.「講演」の場でのパワーポイント資料  最初に「講演」での利用についてお話しします。これはパワーポイントの本来の用途なので分かりやすいと思います。  多くの聴衆を前にして前面の大型スクリーンに資料を投影することになります。ほとんどの場合、資料を印刷して配布することはありません。   この場合に大切なのは、「話を聞いてもらうこと」です。言い方を変えると、「資料を読んでもらうこと」ではありません。つまりパワーポイントの資料はあくまで講演の補助ツールであり、講演をより効果的にするために用意されるべきものです。  このときのパワーポイント作りで気を付けているのは、①読まれる文章は書かない、②文字は大きく、③写真、イラスト、図、グラフを使う、の3点です。  特に最初の「読まれる文書は書かない」ということに気を付けています。文章が書かれていると、人は無意識のうちにその文章を読んでしまうものです。そうすると意識は資料を読むことに向かってしまい、講演者の話が耳に入ってきにくくなります。また、文章を書くと文字数が多くなり投影された資料が見にくくもなります。  スクリーンに映った文章を淡々と読み上げる
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パワポ作りのコツ① まずはパワーポイントのことを少し

 パワーポイント(省略形はパワポ)作成のお手伝いをさせていただいているので、私なりのパワーポイントでの資料作成についてお話ししたいと思います。  その前に、ちょっと道草を食います。  パワーポイントの原型はアメリカのForethought社によって開発されたものだそうです。それが会社ごと1987年に米マイクロソフトによって買収されました。現在では“Microsoft PowerPoint”として多くの人たちが使うようになりました。  何しろ、きれいなプレゼンテーション資料作成にとても便利なツールなので、もう手放せないツールだと思います。  道草のさらに道草ですが、このツールが世に出るまでのプレゼンツールはOHPというものでした。OHPはOver Head Projectorのこと。ある年代以上の方々は記憶に残っていると思います。  透明なシートにフェルトペンで書き込み、それを下から強いライトで照らしてレンズをとおしてスクリーンに投影するしくみのものです。  最初の頃はこの透明シートに手書きで書いていたのですが、やがてワープロ(今や歴史のひとつになってしまいました)で作った文章や図などをコピー機で透明シートにコピーできるようになりました。  これでかなりキレイなプレゼンテーション資料ができるようになったのですが、何しろ修正が簡単ではないのです。プレゼンテーション直前になって誤字などを見つけても手遅れです。  パワーポイントが世に出てから、作成、修正、色づけ、グラフ、図、写真、イラスト、などなど随分表現力豊かにプレゼンテーション資料を作成することができるようになりました。
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