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ひとの悩みは出来事そのものではなく「受け止め方」による。

悩みというのは古い映画のスクリーンに映るキズのようなものかもしれません。そしてそのキズはスクリーンについているわけではありません。フィルム自体にキズがついているから投影した時に「スクリーン上のキズ」になって映し出される。何が言いたいかというと、スクリーンに映し出されたもの(出来事そのもの)はキズの原因ではなく、キズが現れるのはフィルム自体(どう映し出すかのフィルター:受け止め方)にあるということです。だからスクリーン上のキズ(悩み)を消したければフィルム(受け止め方)を換えればよいとなります。 ひとの悩みとは、出来事そのものではなく、その受け止め方による。よって受け止め方を変えれば悩みはなくなる。これを「論理療法」と言います。ある出来事(Activating event)が起こると「こうなんだ」という何らかの信念(Belief)を作り、そのような結果(Consequence)をもたらす。しかしその信念が第三者から身勝手な解釈だと指摘・論駁(Dispute)されると別の結論に至る、つまり悩みが消えるという効果(Effectiveness)が得られる。これをそれぞれの頭文字をとって「ABCDEモデル」と言います。 ひとの信念にはいくつかの癖があります。例えば「~でなければならぬ」と考える「ねばならぬビリーフ」や「悲観的ビリーフ」「非難ビリーフ」「卑下ビリーフ」「欲求不満に対する低耐性ビリーフ」など。これらは第三者からみると非論理的で筋の通らないことや、非現実的、またはあまりにも絶望的や悲観的過ぎること、混乱した心理状態にあることなどが見て取れるものです。これらを非論理的ビリーフと呼
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