キャリアコンサルタント学科試験対策① 精神分析療法、クライエント中心療法、論理療法

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1.精神分析療法(1)~ジクムント・フロイト~

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 1-1)理論の概要

心の葛藤が身体の症状へと転換する疾患「転換ヒステリー(現在は転換性障害と呼ばれる)」に対しての治療を通して、精神分析を創始したジクムント・フロイト

人は自分自身のことを全て知っている訳ではなく、
「私の知らない私」=「無意識」
によって動かされている。
この無意識の心を探究する方法が「精神分析」であり、それを精神疾患の治療に用いたものが「精神分析療法」である。

 1-2)フロイトの理論~局所論、リビドー論、心理ー性発達理論、構造論、力動論~

(1)局所論
心の内容物(知識、記憶、連想等)の場所(=局所)を示すもの。

・意識:通常意識して行っていること
・前意識:より意識に近いところにあって普段常に意識されている訳ではないが、容易に意識するコトが可能なもの
・無意識:意識していると不快なため、意識から締め出されたもの
「抑圧」されたものからなる領域。
”無意識”は本人の努力だけではすぐに意識に上らせるのが難しいため、精神分析の方法で意識化させていく。(別名:深層心理学)
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