【照れずに愛をこめて】
「他者の存在を認知している」、つまり、
「あなたがそこにいることを私は知って
います」、という意味の「ストローク」。
この「ストローク」については、5つの
望ましいとされる建設的な交流があるが、
これを私自身の体験談を交えて紹介する。
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先ずは、①他者に与えられるストローク
が自分にあれば惜しみなく与える、から。
●職場のある女性と接していて優しさを
感じたので「君は優しいね」と言った。
肯定的な「言語的ストローク(褒める)」
と言えるであろう。甘酸っぱい想い出だ。
四半世紀以上前、何だったかは忘れたが、
その女性の態度・対応に素直に感動した
ことがあった。当時の私は、芸能人では
誰がタイプ?のような質問にもまともに
答えられないほどの照れ屋で、それこそ
仕事以外で女性と口を利くなどなかった。
だが、何故かこの時だけは自分の素直な
気持ちを彼女に伝えることができたのだ。
彼女には、「そんなに真顔で言わないで
くださいよ。照れるじゃないですか」と
笑顔で返された。その女性が、実は私に
好意を抱いていると知ったのはもう少し
後の話だが、他の女性には出ない言葉が、
彼女にだけは「優しいね」という親愛の
情を籠めて出た、ということは、私にも
同じ気持ちがあったのだろうと今は思う。
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これは「他者に与えられるストロークが
自分にあれば惜しみなく与える」が自分
の中でうまくいった数少ない例だと思う。
「6つの気づき」でも、「自分の考えや
気持ち
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