♪振り返れば人生二人三脚の彼女(達)
♪今編の表紙の楽器に突然強い興味を抱いたのは、小学校4年生くらいだったかな?
もちろん音楽に目覚めた訳ではなく、キッカケはテレビのアニメならぬ、当時は子供向け動画 & 特撮番組。
後年緑色の貫頭衣にハーモニカの子どもになってしまった惨状には、ただただ愕然。
私の永遠のヒーローはあくまで、黄色の貫頭衣にキセルを咥えた旅人。
そして忘れてはならないのが、背中に背負った6本弦。
1曲しか弾けなかったみたいだけど、哀愁溢れるあのメロディー。
思春期の入口手前の少年、心の琴線が震えました。
同時期こちらは黄色のサイドカーに跨った、頭にサングラス(※NOTド根性◆エル)のお兄さん。
変身すると、左右が赤と青の二色のボディに内部の機械が丸見えの、画期的な姿。
そんな彼が悪者たちの前に登場する際に必ず奏でるのが、流しの爪弾く演歌のイントロみたいな旋律。
真っ赤なギターはどうみてもペンキの応急塗装。
戦闘員との格闘シーンでは、弦が張られていなかったような(笑)?
どっちも耳コピ(=聞き覚えを頭の中で楽譜に起こして我流で練習)に励みました。
今でも爪弾けますヨ。
♪現在還暦前後以上の世代であれば、懐かしく思い出していただけるかと。
「ギターとバイクは問答無用で不良!」
この決めつけが根深く、たとえば今日当たり前の 『軽音楽部』 なんて、夢のまた夢。
祖父も実父も警察官なる(※ホント)家系に生命を授かった、我はひとりっ子。
憧れの "SHE" の入手までの道程は、当然容易ではありませんでした。
♪近所に暮らしていた祖母の背中なる、個人的核シェルター(※比喩表現)のお陰で、ようやく超
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