ひまわり(の軌跡)
僕が2度目の受験に失敗した時、兄夫婦に連れられて行った新宿のビルの上にある美術館。初めて見たゴッホのひまわりは今でも忘れられません。自分の将来、何をしたいのか分からず暗~~~くなっていた時に、その鬱を吹っ飛ばしてくれた絵でした。それからひまわりは大好きな花のひとつとなり、数年後、ニューヨークで抽象画の巨匠たちの絵を見たのを機に、自分の絵にも描くようになりました。(何故じゃ。。笑)これが、2008年に描いた最初のひまわり (121.92x91.44cm)。油彩でナイフ使ってべっとりと。実験的に描いた絵ですがすぐ売れてしまいました。その他にも、2008年は短時間で絵を描くことにハマっており、2~3時間でこういった絵(上の2枚)を仕上げていました(両方とも101.6x76.2㎝)。時間をかけて描く絵もいいですが、気晴らしに、「今」の感情をたたきつけるように描く方法が凄く新鮮で、自分の性格にもあっているような気がしました。描いた後の自己満足感がとてつもないものだったのを憶えています(笑)。結局、絵や詩の作成は自分の為にやっていることなのだと改めて気づいた期間でもありました。「不確かな心」121.92x60.96㎝そして、2009年にようやく抽象画の世界へと足を踏み入れることになります。これも2~3時間(だったっけ?)。そんなに時間をかけて描いていない絵です。もっと大きな絵が描きたくて、でも車で運べないような絵は描けないし。。。(笑)っということで思いついたのが3連。上のが最初の「ひまわり」3連 2009年、121.96x243.84㎝ です。この絵は最初の展示で売れてしまい、翌年にもう
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