★プレゼンに「物語(ストーリー)」の力を活かす!
物語(ストーリー)というかたちで伝えるストーリーテリングは、他のコミュニケーションにはない方法で脳を活性化させます。人の脳はストーリーを読んだり聞かされたり観たりしているときに活性化します。物語(ストーリー)の力には、4つの力の要素があるかと考えます。この力をプレゼンに活かそう!ということです。この4つの力の要素とは、★------------------★ (1)感覚を刺激する力★------------------★ (2)絆を強める力★------------------★ (3)感動させる力★------------------★ (4)行動を促す力★------------------★(1)感覚を刺激する力ストーリーは、直感的、感情的、理性的、身体的などあらゆるかたちで脳に働きかけます。ストーリーが私たちの感覚を刺激するのは、ストーリーに登場する人物や状況に感情的に共感したり、想像したりすることで、私たちの脳や身体に変化をもたらすからです。ストーリーを聞くことで、脳は情報を理解しようとして活性化します。具体的には、感情を司る大脳辺縁系からやりがいや人とのつながりを感じる感情を刺激する化学物質が放出されます。ストーリーは、言語処理を司るブローカ野と、言語理解を司るウェルニッケ野を刺激します。この刺激は、運動野、聴覚野、嗅覚野、視覚野、海馬、扁桃体まで影響を及ぼします。例えば、恐怖のストーリーを読んだり聞いたりすると、私たちは心臓が高鳴ったり、汗をかいたり、身体が震えたりすることがあります。これは、ストーリーに登場する恐ろしい刺激に対して、私たちの身体が自律神経反応や内
0