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929.たたかれて育った人は「わが子をたたく」? 子育ての“悪い連鎖”を断ち切る3つの意識

たたかれて育った人は「わが子をたたく」? 子育ての“悪い連鎖”を断ち切る3つの意識 「今の自分があるのは、親がたたいて厳しく育ててくれたからだ。だからわが子も甘やかさず、厳しくたたいて育てたい」。自身の経験から、そんなふうに言う人がいます。でも、もし過去にタイムスリップしたら、そこには納得できない自分の姿があるかもしれないと、子育て本著者・講演家である私は思います。  なぜ、つらい過去をよしとするのか。「自分の親からされた子育てを否定することは、自分の人生を否定すること」、だから無意識にそれをよしとし、体罰を肯定してしまうのかもしれません。  虐待などでトラウマを受けた子どもの心理臨床活動を行う西沢哲さんの著書「子ども虐待」(講談社現代新書)に、次の一文があります。 「自分自身が身体的虐待などの暴力を受けて育ったという親は、その経験から『子育てには体罰が必要』という、体罰を肯定的にとらえる養育観を持つことがある。こうした養育観を背景に、『言ってもきかないときには叩(たた)いてでも教えるのが親の務め』といった具合に体罰をともなう『しつけ』を日常化させやすい」 子どもは親を選べない  ある病院の待合室で聞こえてきた会話です。診察室から出てきた親が、子どもにこう語りかけていました。 「我慢して偉かったね。注射、痛かったね。怖かったね。おうちに帰っておやつ食べようね」  優しい声に、ジーンときてしまいました。というのも、私の母は対応が違ったからです。  母は、私が泣くと「そんなことくらいで泣くんじゃない!」「注射なんて痛いのは一瞬でしょ!」「泣き虫ね!」「いつまでも
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