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肥満は人生100年時代に悪影響?

太ってる方は短命に終わる、少し太っているは長生きしやすいなど色々なイメージがあると思います。ここで重要なのは「肥満」か「肥満症」かです。肥満は体格指数(BMI=体重[㎏]/身長[m]2)が18.5以上25未満であれば普通体重、18.5未満なら低体重(やせ過ぎ)で、25以上の場合が肥満に分類されます。さらにBMIが35以上になると高度肥満に区分されます。ただこれは遺伝的な要因もあり運動しても痩せにくい人もいます。「太っている=生活習慣が悪い」というのは短絡的で差別的なのかもしれません。重要なのは肥満症です。肥満症は肥満(BMIが25以上)で、肥満による11種の健康障害(合併症)が1つ以上あるか、健康障害を起こしやすい内臓脂肪蓄積がある場合に診断され、減量による医学的治療の対象になります。BMIが35以上の場合、高度肥満症となります。この健康障害とは1)耐糖能障害(2 型糖尿病・耐糖能異常など)2)脂質異常症3)高血圧4)高尿酸、血症・痛風5)冠動脈疾患6)脳梗塞・一過性脳虚血発作7)非アルコール性脂肪性肝疾患8)月経異常・女性不妊9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群10)運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症)11)肥満関連腎臓病この項目があると人生100年時代にイエローカードが出てもおかしくないですね。参考:日本肥満学会HP
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