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(380日目)「丁寧さ」とは何か?

昨日の晩御飯は中華作りました。レタス炒飯・青椒肉絲・ピリ辛スープの3点セットという献立でしたわ。My息子殿が珍しくリクエストしてくれて数ヶ月ぶりにチャーハン作ったっス。そして自分で作ったのがあまりに美味くて余分に作った2皿目まで完食してしまい非常に食べ過ぎが懸念されております。さて、本題。今日は丁寧さについて書きたいと思うっス。丁寧さと聞いて何が浮かびます?◉言葉づかい?◉礼儀正しさ?◉気を配ること?それはその通りなんですけどももっとも大切だと思うのは・・・相手が理解できるために徹底できるか?ではないでしょか。例えば伝える相手が理解の早い人だとノンストレスじゃないっすか。だけど理解が遅いとイライラしませんか?『なんで分かんないの!』ってなるでしょ。何回同じこと言っても伝わらなければ『いい加減自分で考えてよ!』ってなります。しかし考えてみて欲しい。目的は何なのか?を。目的は言うまでもなく理解してもらうことで相手に伝えることに他ならないワケです。そして相手によって理解スピードに違いがあるそんなことは分かりきったことじゃないですか。ならば相手に合わせた対応を取ることが最も自分の目的に叶うとは思いませんか?なぜイライラするか改めて考えてみましょ。それは自分基準で考えるからだし自分の思い通りにならないからではないでしょか?そもそも伝える相手が知った間柄ならば自分が相手の理解力を正しく測れていないからと反省が必要だとは思いませんか?相手がもし理解が遅いタイプならこのようにしてみたらいいんじゃないっすかね?⇨相手の理解度を表情や返事から読み取ったり⇨どこまで理解したかを確認してみたり⇨大切な
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許可を求める表現 「サセテモラッテモイイカ」と「シテモイイカ」

 自分がしようとする行為に対して他者に許可を求める表現として、「~させていただいてもいいですか」などの「使役形+モラウ」を使うタイプ(「サセテモラッテモイイカ」系と総称)と「~してもいいですか」などのテ形を使うタイプ(「シテモイイカ」系と総称)の二種類があります。日本語学習者が前者のタイプの表現を使おうとする際に、使役形が欠如した「テ形+モラウ」の形になってしまう誤用がよく見かけられます。下の(1)のような場面で「休んでいただけませんか」と言ってしまうと、相手に休むことをお願いすることになってしまい、許可を求める意味になりません。 (1) 【休暇を1日とる場面】 学習者:どうか。あのう、1日だけ、ど、休んでいただけませんでしょうか。 母語話者:あ、それは張さんが休みが欲しいってことよね。 学習者:あー、はい。そうですね。 母語話者:あー、わかったわかった。                       (蒙・中井2020、p.116)  「休んでもいいですか」なら許可を求める意味にはなりますが、丁寧さが足りないように感じられるので、学習者は丁寧な依頼表現を使おうとして「~ていただけませんでしょうか」を使ったのだと思われます。ただ、学習者にとっては動詞を使役形にすることがなぜ丁寧さと結びつくのか理解しにくいでしょう。なぜ日本語では「使役形+モラウ」の形を使うと丁寧に許可を求める表現になるのでしょうか。  「サセテモラウ」という形にすることで、相手の許可によって自分が利益・恩恵を受けることを強調することになるからです。つまり、相手が自分の行動を決定する権利を持っていて、相手が許可して
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