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ぬかが発酵しやすい季節になってきました#5

こんにちはだんだんと温かい日が多くなってきました。 ぬか床には主に野菜やぬかについていた乳酸菌、酵母菌が働けるような栄養と水分が含まれています。ただし、乳酸菌や酵母菌が働くためには温度がとても重要になります。 冬場は、部屋の中でも温度が低くなりますので、菌の活動は低い状態になります。更に菌の作る酵素も化学反応として働くので低い温度では反応の速度が遅くなります。ぬか漬けの味が好みの味につかるまでの時間も長くなります。 春になってくると徐々に温度が上がるため、菌の活動が活発になり化学反応の速度も速くなります。そのため好みの味のぬか漬けになるまでの時間も短くなります。秋から冬に反応がゆっくりになるのを感じるよりも冬から春になり活動が早くなる活動の変化の方がよくわかります。 さらに、春野菜についている野生の乳酸菌、酵母菌の種類も豊富になりますのでこの時期の良い菌を自分のぬか床に取りこむチャンスです。 是非、春の温かいこの時期にぬか床の見直しをしてみてください。今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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ぬか床元気に育っています#29

こんにちは温かい陽気が続き室内の温度も20℃程になってきましたが皆様のお住いの地域はいかがでしょうか。20℃以上になると微生物は活発に活動し、自らも熱を持つようになります。その熱も活動に利用していきます。この時期は微生物の発酵作用を利用したぬか床も活発に働くようになります。ぬか床には、野菜や米ぬかについていた乳酸菌、酪酸菌、酵母菌が沢山働いています。ぬか床をスプーン1杯ほどすくうと中に乳酸菌だけでも10億個にもなるという報告があります。普段は陶器などの容器で中が見えないので透明なガラスの容器にぬか床を作って観察してみました。しっかりと中のガスを抜いて一晩放置します。1晩経過するとぬか床の体積が増えてふっくらしてきます。ところどころガスが発生したのか空洞もできています。ぬか床を手で触ってみるとふっくら軽い感じがします。乳酸菌、酪酸菌、酵母菌が活発に育ってガスを発生させています。このガスの多くは炭酸ガス(CO2)です。良く耳をすますとぬか床からプチプチという音がすることもあります。これからの季節はどんどん活発にぬか床は育ちますがあまり活発に活動しすぎると乳酸菌の作る乳酸が増えて酸っぱくなったり菌のバランスが崩れて悪臭が出てしまうことがあるので、夜は常温、昼は冷蔵庫に入れるなどしてお世話してあげるよ良いと思います。今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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