こんにちは
だんだんと温かい日が多くなってきました。
ぬか床には主に野菜やぬかについていた乳酸菌、酵母菌が働けるような栄養と水分が含まれています。ただし、乳酸菌や酵母菌が働くためには温度がとても重要になります。
冬場は、部屋の中でも温度が低くなりますので、菌の活動は低い状態になります。更に菌の作る酵素も化学反応として働くので低い温度では反応の速度が遅くなります。ぬか漬けの味が好みの味につかるまでの時間も長くなります。
春になってくると徐々に温度が上がるため、菌の活動が活発になり化学反応の速度も速くなります。そのため好みの味のぬか漬けになるまでの時間も短くなります。秋から冬に反応がゆっくりになるのを感じるよりも冬から春になり活動が早くなる活動の変化の方がよくわかります。
さらに、春野菜についている野生の乳酸菌、酵母菌の種類も豊富になりますのでこの時期の良い菌を自分のぬか床に取りこむチャンスです。
是非、春の温かいこの時期にぬか床の見直しをしてみてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。