詰め替えシャンプーの方が防腐剤を多めに加えて#4
記事
ライフスタイル
こんにちは
花粉が飛び始めたようで顔の周りがかゆく感じます。
髪の毛もさっぱり洗って花粉を落としたいところです。
シャンプーの中に含まれている防腐剤について学生さん質問をいただきましたのでちょっと触れておきたいと思います。
シャンプー成分は、水分が多く細菌が比較てき増えやすいので防腐剤添加が必要です。更にシャンプーを使用する浴室は、高温多湿になりやすくカビの汚染もあります。
実は、シャンプー自体には界面活性剤が入っているため防腐剤が必要ないこともあるのですが、泡立ちが良いシャンプーは「脱塩」という操作を加えてあったりします。この「脱塩」作業をしたシャンプーは菌にたいする抑制効果が落ちるため菌が増殖しやすくなります。
各メーカーさんではあまり防腐剤の効果は調べることなくとりあえずこの程度入れておけば問題ないでしょう。という量を添加しています。
実際に使用中のシャンプーの中でどんな菌が「増殖するのか」「増殖しない」のか、菌がシャンプーを成分を分解したり、時間経過でどのように変化するのかの調査はしていないのが現状です。
更に、詰め替え用の製品の場合は、消費者自身で詰め替えを行うので、その時に菌が混入してしまうことも考慮して若干多めに防腐剤を添加しているようです。
製造方法や防腐剤の量は企業ごと管理しているので詳しくはお話できませんが、自分で使用しているシャンプーの中に入っている防腐剤や使用中に入ってしまう菌について調べる必要があると思いました。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。