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'怒り'の対処

できることから始めよう!!【薬物療法】  最も手っ取り早いのが「自分に合った薬物療法」です。  西洋薬や漢方薬などあくまで「自分に合ったもの」を継続服用しましょう。特に、漢方薬は即効性はあまりありません。最低でも数ヶ月以上は飲み続けるしかありません。どちらにせよ、'自己判断による中止'はリバウンド(禁断症状)の観点からNGです。  副作用も気になりますが、それは飲み合わせなどが間違っている場合がほとんどです。かかりつけのお医者さんや薬剤師さんなどとまめに相談しましょう。 【カウントバック】  数を数えることは「集中をそらすこと」で怒りを忘れることですが、同じ方法では慣れてしまい、怒りから意識をそらすことはできません。  即効性はありますが、数え方を常に変えて6秒間やり過ごすしかありません。大事なのは、「怒りに反応しない(問題に関わらない)」のが目的です。 【ストップシンキング】  名前の通り、「頭の中を真っ白にする(思考停止)」ことです。  自分の頭の中に「大きく白い紙(白いカーテンなど)」がいっぱいに広がっているイメージを続けることです。  人によっては、暗幕や砂浜を頭の中いっぱいにしてもかまいません。  または、頭の中に緊急停止ボタンをイメージさせ、「ストップ!!」と声に出したり、頭の中で唱えてながらボタンを押しましょう。  あるいは、「面倒くさいからやーめた」など頭の中で唱えて頭の中をリセットするのも効果的です。 【グラウンティング】  '目の前にあるものだけ'に意識を集中させることです。これは「保続行動(何度も繰り返し怒りを覚えてしまう)」にも効果的です。  コップやペ
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心理学に関連するオススメ映画を紹介します!part3

こんばんは!心理学研究員の原です。本日は心理学に関連する映画を紹介します。今回紹介するのは皆さんご存知かもしれません。「ツレがうつになりまして」です。几帳面な性格の夫(堺雅人)と結構大雑把な性格の妻(宮崎あおい)の夫婦の物語と言ってもいいかもしれません。この映画は何度も観ているのですが,うつの特徴をきちんと捉えている点や薬物療法だけでなく,認知行動療法を取り入れてみることなどからうつ病治療における一つの資料になると思います。私も結構,ツレと似たような性格なので自分を苦しめてしまうことがありますが,認知行動療法をやることで少し楽になることがあります。まだ,精神疾患は差別・偏見を受けやすいですが,このような映画が増えることで精神疾患の理解につながると思います。なので,精神疾患をテーマとした映画が作られることを期待したいです。
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心理学に関するオススメ映画part2

こんにちは!心理学研究員の原です。本日は心理学に関するオススメ映画part2ということで,紹介をさせていただきます。【オススメ映画】世界にひとつのプレイブック【概要】双極性障害(躁うつ病)の方が主人公です。教員として働いていましたが,妻が不倫をしたことによって双極性障害を発症します。10か月間の入院生活をしてから退院しますが,自分をうまくコントロールできなくて周りに迷惑をかけます。けど,ランニングや筋トレをしてみたり,女性と出会いダンスの練習などを通して自己コントロールしようとします。基本,薬物療法を拒みカウンセリングを重視に治療を進めますが,ドクターのススメもありセロクエル(クエチアピン)の薬物療法にも取り組みます。うつ病エピソードが出ておらず,躁病エピソードがメインに出ています。私がこの映画に出会ったときには私自身も双極性障害と診断されていたのでとても参考になりました。私は現在,うつ病と診断されていますが,精神疾患を抱える一人として勇気をくれる映画だと思っています。臨床家や双極性障害ってどのような病気か知りたい方にはオススメの映画といえます。お休みの日などに観てみてください!最後まで読んでいただきありがとうございました。
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てんかんとは?

 「てんかん」は今や「100人に1~2人」という割合で発症する決して珍しくない病気ですが、いわゆる'国民病'として認知されていません。 こちらも「広い意味での発達障がい」の一つとされていますが、「発達障害者支援法」の対象外です。 けいれんや意識障害、ろれつが回らないなどの「発作」を繰り返します。 しかし、この「発作」が突然意図せず何回も繰り返されるのが、他のけいれん症状とは異なります。 主にこちらも脳みそ関係ですので、実際のところ'原因不明'です。 知的障がいの有無、発作の症状、発作型、発作の対象性などによって細かく分類されます。 主に、「部分てんかん(一部の脳機能などによる発作など)」と「全般てんかん(脳みそ全般や全身性の発作など)」に大きく分けられます。 また、'明らかな脳みそ系(メンヘラ)の異常'を伴う「症候性てんかん」と異常が伴わない「突発性てんかん」に分けられます。 てんかんも他の発達障がいなどと同様、「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。 多くは、精神科などのお医者さんから処方された抗てんかん薬や漢方薬などの薬物療法などの「対症療法(その日その場しのぎ)」で「発作」などを抑えるしかありません。 また、路上で「発作」が起き、その場で倒れることも想定して「ヘルプマーク」と「ヘルプカード」は'お守り'として鞄につけたり、首にぶら下げたりしておきましょう。「ヘルプカード」には枠いっぱいに情報を書きこむと、救急通報などをスムーズに進めることができます。(レスキュー隊や搬送先の病院にも情報共有できるため) 何よりも、お国が「てんかん」を「広い意味での発達障がい
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ナルコレプシーとは?

 「睡眠障がい」と聞くと何を思い浮かべますか? ほとんどは「服薬に伴う副作用」の場合や「生活習慣病」による「睡眠負債」が分かりやすいと思います。 しかし、どちらにも当てはまらないものもあります。それが「ナルコレプシー」です。 さらに「てんかん」と同様、'発作'を伴う型もあります。 (「てんかん」と非常に似た特性が多いことから、研究が加速することを願って止みません)  残念ながら「ナルコレプシー」はまだ研究がされておらず、分かっている範囲で。【脳みそが原因のメンヘラ(精神系)】 分かっている範囲で、起床状態に関わる「オレキシン」という脳みその物質不足ではないかという仮説があります。または、この物質が全く機能していないことから発症するのではないかという仮説があります。【思春期以降に発症することが多い】 当事者の多くの証言から「10代以降」に発症が有力です。しかし、なかにはまれですが'小学生'から'物心ついたころから'という人もいますので「先天性(生まれつき)」かどうかも疑わしいです。それでも研究が進んでおりませんので、原因は不明です。【病気(メンヘラ)だと認知されていない】 当たり前ですが。「ナルコレプシー」は'立派な病気(メンヘラ)'です。 残念ながら「ナルコレプシー」はまだ研究がされておらず、一般普及には程遠いのが現実です。 何しろ当事者も国内で600人に1人でかつ原因不明という「難病」の特性をはらんでおります。 一般普及されておりませんので、「不真面目」とか「甘え」などと言った偏見差別も当然あります。 【せめて公共の窓口による福祉支援が受けられると助かる】  こちらも残念です
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言葉遣いとは?

「家では言葉遣いが丁寧なのに、集団生活が始まったとたん悪くなった…」 なんていうことも少なくないと思います。 特に、3歳までは生活環境が「家庭のみ」と限定されるのに対し、3歳以降は幼児教育無償化から幼稚園などの集団生活を始めるお子さんもいると思います。 そして何よりも、最も言葉遣いが乱れやすいのが「いやいや期(第一次反抗期)」と「思春期(第二次反抗期)」ではないでしょうか? そして「言葉遣いの乱れ」は集団生活に限らず、テレビやインターネットの映像、さらには親を始め大人たちの普段の会話の影響も大きいです。 それが色濃いのが「方言」です。 私も田舎生まれ田舎育ちですので、「方言」にさらさせることが多いです。 「方言」の多くは人によって、「とげとげしい」印象に感じると思います。それでも'その地元'、'その集落'にいる以上、普通なのでぐうの音も出ません。 私と同じような「田舎コンプレックス(いなコン)」はここから来ている人もいるはずです。 そして、特に好奇心旺盛が丸出しの3歳から小学生(児童期)は「(良し悪し関係なく)周囲の刺激を直に吸収しやすく、覚えた言葉を使いたがる」'くせ'があります。 そして、「(悪い言葉に対して)大人がさらに反応すると、余計楽しくわざとその言葉を使いたがります」 しかし過剰に反応せず、「無反応(「あっ、そう」)」を貫き、冷静になったところで「それはどういうこと?」などと意味や理由を聞くのがベストです。 それでもこうした言葉が突然出ることが多く、おそらく私も驚くことが多いでしょう。(HSPスペクトラム(繊細さん)なのでなおさらだと思います) 特に悪い言葉は老若男
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夜泣きとは? 2(薬物療法とは?)

 引き続き「夜泣き」についてお話します。 繰り返しになりますが、「これを行えば治る」という確立された治療法はありません。 しかし、「対症療法(その日その場しのぎ)」として薬物療法が有効です。【西洋薬】 主に、発達障がい向けの西洋薬やてんかん向けの西洋薬があります。しかし、多くが「神経を鈍くする」もので、その'代償'として「ひどい眠気」、ないし「睡眠障がい(食う寝るだけの人生)」も覚悟しないといけません。当然、車の運転は「危険運転致死(飲酒運転と同じく重罪)」に当たるため、なお難しいです。・リスパダール(リスペリドン)・エビリファイ(アリピプラゾール)・ビバンセ・コンサータ・ストラテラ(アトモキセチン)・インチュニブ・抗てんかん薬など… ただし、'脳みそ'のことなので「原因療法(根本療法)」による完治(寛解)の見込みはありません。これは、吃音障がいやトゥレット症候群(チック症)も同じです。【漢方薬】 まだ研究はされていませんが、私の最近の経験上、少なくとも「安全上」に向いた薬物療法かもしれません。 即効性がないものがほとんどで、少なくとも1ヶ月以上の継続服用が必要です。それでも、副作用が弱い(完全にないものはありません)ため、「安全上」に向いています。・抑肝散(よくかんさん)(ツムラ製54番)→最もメンヘラ(精神)系でポピュラーな漢方薬。「抑肝散」の「肝」は「癇(かん)」という意味で、「かんしゃく」に効くと言われています。虚実判定(体質判定)で「実証体質(がっちり系など)」の人に向いていますが、赤ちゃんにも服用可能です。赤ちゃんや子どもの夜泣き、いらいらなどのストレス、認知症のお
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