759.「低身長の女性は帝王切開になることが多い」って本当なの?
「低身長の女性は帝王切開になることが多い」って本当なの?
産婦人科医に聞いて分かった“真偽と背景”
「自然分娩のリスクが大きいと考えられる」…出産時、さまざまな事情や理由でそう判断された際に選択されるのが「帝王切開」です。この帝王切開について、ネット上などでしばしば聞かれるのが「低身長の女性は帝王切開になる可能性が高い」という声です。「小柄」「低身長」であることから「早い段階で帝王切開が決まった」といった体験談も少なくないようですが、「必ず帝王切開になるの?」という疑問の声や「小柄だと自然分娩は難しいのかな…」と気にする声も聞かれます。
「低身長の女性は出産時、帝王切開になることが多い」。この真偽について、神谷町WGレディースクリニック院長で産婦人科医の尾西芳子さんが解説します。
「小柄だから即、帝王切開」ということはない
まず、「帝王切開」がどのようなものなのかについてお伝えします。
帝王切開とは、お母さんのおなかを切開して、赤ちゃんを取り出す手術のことです。以前は下腹部を縦に切開していましたが、最近では美容の観点もあり、横に切開することがほとんどです。
分娩時に赤ちゃん、またはお母さんの状態が悪い場合に選択されますが、母子ともに異常がない場合でも、次のようなケースにおいては帝王切開を行います。
・多胎(双子や3つ子など)
・骨盤位(逆子)
・赤ちゃんが大きいか、お母さんの骨盤が小さい「児頭骨盤(じとうこつばん)不均衡」
・巨大児
・陣痛が弱まるなどして分娩が途中で止まってしまう「分娩停止」
・早産
・子宮の手術歴がある
・子宮筋腫がある
結論
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