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司書のつぶやき:中学生への読書支援

ずいぶんとご無沙汰してしまいました。実はコロナに罹ってしまいまして…。1週間ほどお休みさせて頂きました。その後も咳がひどくて、まだ若干声がかすれ気味です。みなさまもどうぞお気を付けくださいね。さて、仕事に復帰してから、中学生への読書支援の打ち合わせを始めました。学校図書館では利用者に来てもらうのを待っているだけでなく、先生と打ち合わせをして読書に親しんでもらう工夫をすることがあります。もうすぐ夏休みですので、夏休みの宿題で読書感想文を書かせたいから中学生が読みやすい本のコーナーを作ってほしい…なんて依頼もあります。今回は、授業の時間を使って本を借りに来る中学1年生向けに「ブックトーク」を実施する予定です。ブックトークとは、司書がおすすめ本を数冊選び、それを紹介していくものなのですが、ただ好きな本を「これ、めっちゃ面白いよ!おすすめ!」というのではありません。紹介する本にテーマを設け、ぶつ切りにならないよう、紹介する本と本のつながりがスムーズである必要があります。本の一部を読み聞かせたり、あらすじを説明したり、質問をふってみたりして興味を持たせるように紹介していきます。テーマも時期や聞く人に合わせる必要があります。あまりにマニアックなテーマだと本を探してくるのに苦労してしまいます。今回は中学1年生で夏休み前ですので、「夏」をメインテーマにして、ブックトークをする司書がそれぞれサブテーマを決めることにしました。紹介する本の種類もできるだけ多岐にわたる方がいいのです。小説なら、日本のもの、海外のもの。小説以外のノンフィクション。絵本や写真集など。どんな生徒にも気になる本ができるように
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司書のつぶやき:ガイダンスが始まった!

4月も後半に入ってきました。新入社員のみなさん、新入生のみなさん、少し慣れましたか?まだまだ分からないこともたくさんあると思いますが、どうか焦らずに!みんな同じような道を通ってきているんですから。大丈夫!さて、学校図書館も新入生を迎え、図書館の利用方法を説明する「ガイダンス」を行いました。まずは中学生のガイダンス。やや緊張した面持ちで図書館にやってきますが、そこは先日まで小学生だったみなさん。ちょっとおちゃらけた子もおります。司書としては緊張を適度に和らげながら、ふざけすぎないよう、ポイントを押さえつつの説明になります。あんまりきつく注意すると「図書館は怖い先生がいるところ」と思われてしまうので、できるだけフレンドリーに、時々やや強めに…という感じを心掛けています。何校かガイダンスをしてきましたが、中学生の場合、必ずと言っていいほど一部で小さな笑いが起きるところがあります。「司書の○○です。」と自己紹介するところです。どうも「ししょ(司書)」が「ししょう(師匠)」と聞こえるようなのです。そりゃ笑うよね。そこで「司書」と送り仮名も書いた紙を見せながら自己紹介するようにしました。ついでに「書を司ると書いて司書といいます。いわば図書館や本の専門家です」と名乗るようにしています。図書館の基本的なルールと使い方の説明をして、館内をぐるっとまわります。そのあと好きな本を選んで借りてもらいます。「マンガはどこですか?」と聞いてくる子もいれば、「俳句の本を借りたい」と言ってくる子も。いつも子どもたちの興味の幅に驚かされます。今年は結構早くから在校生たちがやってきて、たくさん本を借りてくれていま
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司書のつぶやき:蔵書点検終了~!

ずいぶん間があいてしまいました。お久しぶりです。無事に蔵書点検が終了しました。(蔵書点検?…と思った方は、ひとつ前のブログを読んでくださいね)今回、自校の図書館だけでなく、新しく委託先となった兄弟校の蔵書点検のお手伝いもしてきました。自校の図書館は約3万8千冊。兄弟校は1万7千冊。倍ほど違うのですが、かかった時間はほぼ同じ。普通なら半分ぐらいで出来そうですが、何故でしょう?理由は三つあります。一つは経験不足。兄弟校の方は初めての蔵書点検でした。まず、図書館システムの蔵書点検のやり方からの説明で、どうしてもスタート前に時間がかかってしまいました。また、初めて蔵書点検するというスタッフもいて、どのようにすればいいか戸惑うこともあったようです。機器の扱いも慣れていない分一つ一つ確かめながら…という感じでした。二つ目は下準備。書架整理が十分でなかったため、あとからポロポロ読み漏れが発見されました。不明…と挙がってきた本のタイトルを見て、しまい込んでいた本に気が付く状況でした。また、書庫スペースの都合で前後二段構えで文庫本などを置いていて、事前に前の段を除けていなかったため、手前の本を読んだ後に除けてから奥の本を読み取ってまた戻し…と大変手間がかかりました。バーコードを読まなければならない本がどこにあるか。読みやすい状況か。その把握が十分ではありませんでした。三つ目は装備方法。「装備」とは、本にバーコードやラベルを貼ったりコーティングしたりする作業のことです。今年度からの委託でしたが、当然それよりも前から図書館は存在し、管理されていました。以前の担当者(恐らく先生)が、「本の裏表紙にバー
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