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人間は多面体

こんにちは皆様。映画や伝記などで有名人が取り上げられると、変なとこだけ切り取ってなんて批判が付き物。マリリンモンローの映画が話題になっているが、それ以外でも伝記映画や文学は問題になる事態が多い。人間は多面体なので、光を当てる所によっては良くも悪くも見えたりする、そこは光の当て方次第なのだが、人は見たい物しか見ないし、考えた方向性は変えようとしない。(無論そんな人ばかりではないが)自分の親戚の話で恐縮だが、私の曽おじいちゃんは万古焼を発展させて、大正焼ってのを作った人だ、万古焼の歴史にも出てくるし、万古神社にも祀られているらしい。そんな曽爺さんではあるが、漏れ聞こえる所によると、とんでもない奴だったらしい。研究と言っては何処かに行ってしまう、家にお金を残していかないので、家族が勝手に焼き物を作って売るしかない。帰って来ると、焼き物のクオリティが基準以下なので売るなと言って割ってしまう。折角お金をかけて研究してきた事を、お金も貰わずに皆に教えてしまう、人間としてはお勧めできない人だ。それでも無償で技術を提供して、自分は貧乏だった曾爺さんは尊敬されるので、私の祖父は「自分は家族もちゃんと養って、その上で技術を研究して凄い焼き物を作る。」そう言っていたそうだ。最終的にはそれは出来なかったけどね、家族にはいい爺ちゃんだったとは思っている。考えれば考えるほど、光の当て方でその人間は違って見える。見え方は場所によって違う、私たちはホンの一面体を照らされてみるだけなのだ。いつも、有難う御座います。
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発明記を読んで!

 松前重義著作集(全十巻)の第一巻の発明記を読みました。 松前博士は、長距離通信の無装荷方式を発明した発明家でもあります。無装荷方式の発明は過去のものになりましたが、イノベーションを起こされた松前博士の精神は生きております。実際のイノベーション誕生秘話は現代の我々にも参考になるところがあると思います。また、教育界、学界、事業界の課題も今と変わらないなあと感じました。 IEEEの東京支部での故西澤潤一先生のエジソンメダル受賞講演に参加したときも、日本の学者が一斉に反対されたエピソードを語りました。発明記の中にも、日本の本多光太郎博士のK・S鋼の発明が米国で製品化されて、日本が輸入していることを嘆いておりました。これぞ、まさしく知識偏重教育の問題かもしれません。すばらしい発明は、日本の中で評価する仕組みが重要です。そのためには、創造人財の育成が重要です。故西澤潤一先生も知識偏重教育を問題とされていました。30年以上も発明創造の世界にいて、この問題の解決策が見えてきました。発明創造支援もその活動の一つです。 発明記のドキュメンタリーは、真に迫るものがあります。 今まさに、イノベーションが必要とされているとき、この本は羅針盤の役割を果たすでしょう!
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